2013-01-01から1年間の記事一覧
サブタイトルは「ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る」。 本展で『森村泰昌』が取り上げるのは 『ベラスケス』の名画〔ラス・メニーナス〕。 当該画の分析は至る処でされているので、 先ずそれを頭に叩き込んだ上での鑑賞が 面白みを増すための一つのポイント…
「Between human and nature」なる副題が冠されている。 何のこっちゃ?と疑問に思いながら一歩会場内に足を踏み入れれば それは氷解。 「A」と「B」を比較することで、 それらが持つ価値の本質と、何故その差が生まれて来るのか、の 答えの無い投げかけが…
2011年に亡くなったイラストレーター『杉本祐子』の個展。 おそらく雑誌に使用された原本と思われる ほぼ同一サイズの作品が相当数並べられている。 客層は女性に限定され、 確かに、これらの描写を見かけるのは 九割方女性誌だからなぁ、と 変に納得する。 …
二つの展覧会が開催中。 羽山まり子 -マイホーム- 10月3日(木)~10月28日(月) 羽場文彦 -陶 永遠ですら短く感じられるとき- 10月5日(土)~11月3日(日) 前者は会場内に床材が貼られ、チープな壁紙が貼られ、 玄関やリビング、キッチンの区分けもされ、 実…
「開館20周年記念」と銘打たれた「第64回展覧会」は 前期:10月12日(土)~10月31日(木) 後期:11月2日(土)~11月24日(日) に分かれ、同館にしては、各々が比較的短い開催期間。 加えて、何故かは知らぬが新聞にも取り上げられもし、 混雑を覚悟で行…
要は展示を兼ねた即売会。 計13名の作品が各人複数づつ並べられ、 一点当たりのプライスはほとんどが数万円と何れも手の届く範囲。 それもあってか、多くの作品には 赤丸シールが貼られている。 しかし、今回驚いたのは、会場に足を踏み入れた途端に、 受付…
奨学生十七名、招待二名、特別出展二名の作品が展示されている。 当日は14時~講演会が5階で開催され、 そこに人が集まっていたためか、自分が滞在している間の他の来場者に影はゼロ。 多少寂しくはあるものの、ゆったりと傍目を気にせず鑑賞できるのは …
「秋刀魚が食べたい。秋刀魚が食べたい」と同行者が呪文の様に言う。 そうだね。旬だからね。 でも、今年は不良らしいから、扱っている店なかなか無いかもよ。 などと言いながら、それでも店先のメニューで確認すること数軒。 路地の中ほどに、《秋刀魚刺身…
一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。 会期は、本日が最終日。 それもあって、物凄い混雑を覚悟しての訪問だったが、 場内の入りはさほどでもない。 勿論、ヒトで溢れてはいるのだが、 展示スペース自体がかなり場所をとっていること、 基本撮影可なの…
今月1日に【旧東海道 いさご通り】にできた文化施設。 何とも風情のある構えだが、 【品川】にも【旧東海道】沿いに 似たような施設があるよね。 閑話休題。 そのオープン記念として、 標題の展覧会が開催されており、勿論、無料。 各フロアーの展示を見な…
封切り二週目に突入。 席数158の【SCREEN3】は七割程度の入り。 客層は男女比半々で、やや高齢に振れ、 ま、「PG12」だからねぇ。 高校時代からの映画好きが高じて、三十近くにもなるのに、 今だ定職にもつけず、何時か映画の神が降臨し、 自分に生涯…
この店を背に左手を見れば、 昼だと言うのに、赤い提灯と、橙色の看板が光っているのが目に入る。 店内は厨房に向いたストレート十席のカウンター。 11:30の入店で先客はゼロ。 食べ終わって退店するまでの来客は二。 オーダーは直接。 会計は食後にカ…
二ヶ月ほど前に【みすじ通り】にできた {家系}のラーメン屋さん。 店内はL字型、十席のカウンター。 四人掛けのテーブルが二卓に二人掛けが一卓。 12:40の入店で先客は十三。 テーブルが二卓空いているだけの繁盛振り。 その後も、満員に近い状況が維…
【東京駅】構内の『駅弁屋 祭』で お弁当を渉猟する際にも、ついつい、まだまだ、 東北地方の産品に目が行ってしまう。 特段、応援と言うほどの気概ではないけれど、 近しいモノを感じるからかもしれない。 で、今回の選択、 《特製元気みやぎ弁当》。 値段…
場所は【阪急】の裏手。 店内は四人掛け・六人掛けのテーブルが十卓強並べられ、 相当の収容人数。 当日は事前予約の上、開店間もない18:30に訪問も 店内には既に数組の先客。 その後も次々の来客で、程無く満員になる 相応の繁盛振り。 各テーブルには…
「2013」と謳われてはいるが 今回が第一回目。 それが為か新聞にも取り上げられ、加えて対岸の 『赤レンガ倉庫』では同日に「第1回ゆるキャラグルメフェスティバル 」等も開催され そこからの流れの客で混雑してたらヤだなぁと思いつつ訪問すれば、 何れ…
「嘗て高校生だった人も千円」の事前煽りが効いているのか、 席数522と大き目の【NICHIGEKI-3】は八割方埋まっており、 客層は確かに、高校生の年齢の二~三倍強は軽くイっているであろう カップルが多数。 封切り二日目なのに加え、 「二週間だけ」「…
近隣に新店との情報。 しかし開店から二ヶ月経っての初訪は 偏に暑さのせい。 漸く涼しくなって来たからね。 これ位の気温なら、十分強の道程も 苦にはならないと言うもの。 地図を頼りに訪ねて見れば、おやおや、 此処は嘗て『風神』が在った処ではないか。…
呑みの後の一杯を求めて、 【11出口】の真ん前に在る標題店の赤い看板に誘われる様に ふらふらと入店。 店内の席数のカウントはできなかったけど、 22時過ぎにも拘わらず、中は多くの人で賑わっている。 『ラーメン』を名乗ってはいるものの、 壁に貼ら…
秋風が吹き出し、漸く涼しさを感じる様になった 今日この頃。 一方、巷のラーメン店では、 「季節限定」の品々が店頭から消え始め、 頻繁に訪れ、且つ新店は見当たらず、 既存店は殆どが訪問済みというエリアでは メニューの選択に苦慮する。 何と言っても、…
封切り二週目に突入。 席数138の【CINE 3】は九割方の入り。 客層は高齢のカップル(所謂、夫婦ってやつ)の比率が極めて高し。 元ネタは 『イーストウッド』の「アカデミー」受賞作。 それを独自の視点でリメイク。 邦画がハリウッド作品を本歌取りする…
封切り三日目。 しかし席数290と大き目の【CINE4】は 六割程度の入りと少々寂しい。 「R15+」指定であることから、 客層は高め、男女、または女性同士の連れ率高し。 死刑判決を最高裁で係争中の元組員 『須藤(ピエール瀧)』からの手紙に導かれ 拘置…
わざわざタイトルを「SAIKO!」とローマ字表記に仕立てた理由は サブタイトルで理解できる。 「~再興!最高!再考?狩野派再点検~」。 要は収蔵されている{狩野派}の作品群を 異なる角度から光を当て論考しようという試み。 展示数は二十三と多くはな…
明後日が最終日。 しかし会場内はかなり閑散としている。 時節柄タイムリーなタイトルは 「新・富嶽三十六景」とはあるものの、 作品の多くは『北斎』作の同シリーズを新たに展開しているわけでは無く、 (富士で有名な)『大観』の作品からの引用ありで、 …
改装なった標題ギャラリー。 今月2日から再オープンしている。 何時も通り裏口から入ろうとすると、 おやおや、異なる会社の入り口に変容している。 ならばと、土曜日にも拘わらず 正面玄関に向かえば、入り口はきっちりと オープンされている。 中には入れ…
とっても大仰なお題が付いているが、 実際は『モーニング』に連載されている 標題漫画の原画展。 原作者は『惣領冬実』。 展覧会までの経緯も 正直に記載され、同社の最高級化粧品との 所謂コラボ企画。 原作のタッチは、少女漫画のそれを王道的に踏襲してい…
これはかなり楽しい、 体験型の展覧会。 会期は~今月28日(土)まで。 展示品数は少ないのだが、 夫々が相応のスペースを占め、 加えて来客も常に増して多いので 場内はかなりの混雑。 しかも外人さん比率が(何故か)高いのも 特徴だろう。 テクノロジーが…
訪問時には最早大賞も決定しており その旨の告知もちゃんと、 貼付されている。 しかし、計六人の作品の中では、 『江波戸李生』のそれが とってもツボ。 ビデオ・写真・実物と三種揃えられた 夫々は、とってもお馬鹿さんな香りが充満しており、 これは、実…
恒例の『東京イラストレーターズ・ソサエティ』による イラストレーションの展示即売。 一点35,000円で早い者勝ちなので、 名のアル作家さんの作品には、 さっくりと、赤いピンが留められてはいるが、 現時点でも半数程度に止まっており、 何時もより、…
ラーメン屋さんの密集地帯である【小滝橋通り】だが、 標題店の在る一角は、『二郎』『せたが屋』とでトライアングルが形成され、 麺好きが迷いこんだら、一生出てこれないかもしれない、 とっても恐ろしいエリア。 訪問時間が早めだったので、何れの店も空…