封切り三日目。
しかし席数290と大き目の【CINE4】は
六割程度の入りと少々寂しい。
六割程度の入りと少々寂しい。
「R15+」指定であることから、
客層は高め、男女、または女性同士の連れ率高し。
客層は高め、男女、または女性同士の連れ率高し。

死刑判決を最高裁で係争中の元組員
『須藤(ピエール瀧)』からの手紙に導かれ
拘置所を訪れた記者『藤井(山田孝之)』に
『須藤』は嘗て自分が係り、しかし表沙汰にはなっていない
三つの殺人について告白する。
『須藤(ピエール瀧)』からの手紙に導かれ
拘置所を訪れた記者『藤井(山田孝之)』に
『須藤』は嘗て自分が係り、しかし表沙汰にはなっていない
三つの殺人について告白する。
半信半疑で調査を開始した『藤井』だったが、やがて
『須藤』が話した内容と実際の出来事が符合していることに気づき、
取材にのめり込んで行く。
『須藤』が話した内容と実際の出来事が符合していることに気づき、
取材にのめり込んで行く。
それだけに、殺人が犯されるに至る経緯は
妙な迫真性がある。
妙な迫真性がある。
なのに映画の造り自体が中途半端で
全くもって惜しいところ。
全くもって惜しいところ。
本来であれば非情な犯罪者である『先生』も
妙な軽みを帯びた造形で、凄みが感じられない。
妙な軽みを帯びた造形で、凄みが感じられない。
殺人が行われるシーンも同様で、
変な明るささえ漂い、悲惨さの欠片も無い。
変な明るささえ漂い、悲惨さの欠片も無い。
そう本作は、最初から最後まで
ちぐはぐな描写の連続で、
『藤井』の役割さえもズレズレ、
オマケに彼の行動は(取材であることを割り引いても)ストーカーそのもので
存在自体が異質である。
ちぐはぐな描写の連続で、
『藤井』の役割さえもズレズレ、
オマケに彼の行動は(取材であることを割り引いても)ストーカーそのもので
存在自体が異質である。
評価は☆五点満点で☆☆☆★。
タイトルと(更にはポスター等の印刷物も含めて)
実映画の内容までもが合っていない。
実映画の内容までもが合っていない。