PARTY そこにいない。展＠ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2013年9月21日（土）

これはかなり楽しい、
体験型の展覧会。
会期は～今月28日（土）まで。

展示品数は少ないのだが、
夫々が相応のスペースを占め、
加えて来客も常に増して多いので
場内はかなりの混雑。

しかも外人さん比率が（何故か）高いのも
特徴だろう。

テクノロジーが発達した現代では、
その場に居なくても各種の体験をできる様になってはいる。

が、一方、その場で体験することに
価値を置く場面も多々ある。

本展では実際に体験しながら、
虚と実が往還する瞬間を
多彩な手法で体感させて呉れる。

例えば、
流し場に置かれているコップを手に取り、
水栓を開く。
と、実際に蛇口からは何も出ていないのに
コップに水が溜る感触が伝わって来る。
おお、なんか不思議だ。

流れ出すのは、それ以外に
砂であったり、ビー玉であったりと、
ただその微妙な感触の差は識別が辛いけど。

それ以外にも、
バスタブの向かいに置かれたディスプレに、
そのまま見ただけでは何も起きないのに、
特定の角度から観たときだけ
浴槽で湯浴みする美女が映る、とか。

楽しませて呉れる仕掛けが満載。

成る程、これは人が入るわ。