「秋刀魚が食べたい。秋刀魚が食べたい」と同行者が呪文の様に言う。
そうだね。旬だからね。
でも、今年は不良らしいから、扱っている店なかなか無いかもよ。
などと言いながら、それでも店先のメニューで確認すること数軒。
路地の中ほどに、《秋刀魚刺身》と書かれた黒板を発見。
刺身があるのなら焼きもあるだろうと、
入店したのが20時過ぎ。
そうだね。旬だからね。
でも、今年は不良らしいから、扱っている店なかなか無いかもよ。
などと言いながら、それでも店先のメニューで確認すること数軒。
路地の中ほどに、《秋刀魚刺身》と書かれた黒板を発見。
刺身があるのなら焼きもあるだろうと、
入店したのが20時過ぎ。
店内は五席のカウンター、四人掛けのテーブルが三卓、
六人掛けが一卓。そして、表のテラス席にも一卓が用意されている。
六人掛けが一卓。そして、表のテラス席にも一卓が用意されている。
我々の前には一組だけだったのに、あれよあれよと次々の来客。
21時頃には満員に。
21時頃には満員に。
厨房内は男性が独り。
それ以外にはお運びの女性が一人きりなので、
当然、料理や酒は滞る。
それ以外にはお運びの女性が一人きりなので、
当然、料理や酒は滞る。
それでも、然程不満を感じなかったのは、
全てのテーブルの進み具合を確認しながら、
料理が途切れないようにした店主の配慮が有ったからだろうと、
その点は好印象。
全てのテーブルの進み具合を確認しながら、
料理が途切れないようにした店主の配慮が有ったからだろうと、
その点は好印象。
店側も、この混雑は想定外だったろうから。
ま、こ~ゆ~時は、相身互いでしょ。
ま、こ~ゆ~時は、相身互いでしょ。
突出しは《ポテトサラダ》
しかし、ひと手間掛かっており、
中には焼きほぐした鮭、更には鮭の子がトッピングされ、
それで塩分と旨味が増強されている。
酒にはぴったりのツマミだ。
中には焼きほぐした鮭、更には鮭の子がトッピングされ、
それで塩分と旨味が増強されている。
酒にはぴったりのツマミだ。
味噌はやや甘目ながら身が新鮮で、
くにゅりとした食感が堪らない。
半身毎に異なる薬味が添えられ
これは嬉しい。
くにゅりとした食感が堪らない。
半身毎に異なる薬味が添えられ
これは嬉しい。
《秋刀魚刺身》
脂の乗りはイマイチだが、
逆に爽やかささえ感じさせる味わい。
生臭みは一切なく、これも上々の鮮度。
逆に爽やかささえ感じさせる味わい。
生臭みは一切なく、これも上々の鮮度。
《海鮮叩き》
どんなものが出て来るのだろう思っていたら、
切り落としを更に刻んでボール状にまとめたもの。
蛸・鮭・烏賊・白身・赤身と複数種が混ぜあわされ、
何とも面白い食感と味の組み合わせ。
何に当たるか、宝探しの様な趣向も面白い。
切り落としを更に刻んでボール状にまとめたもの。
蛸・鮭・烏賊・白身・赤身と複数種が混ぜあわされ、
何とも面白い食感と味の組み合わせ。
何に当たるか、宝探しの様な趣向も面白い。
《厚揚げ》
かなりの厚みがあるし、出来立てでほかほかとしている。
これも薬味がこれでもかと乗っている。
当節、葱も安くないだけにトクした気分。
これも薬味がこれでもかと乗っている。
当節、葱も安くないだけにトクした気分。
《焼き秋刀魚》
今晩の主目的。
網焼きではないし、刺身同様脂の乗りもイマイチだけど、
夏の終り・秋の到来を感じさせる、まさに旬の味。
今季お初だ。
網焼きではないし、刺身同様脂の乗りもイマイチだけど、
夏の終り・秋の到来を感じさせる、まさに旬の味。
今季お初だ。
料理を出すのが滞っており、申し訳ない、と
店主からのサービス。
店主からのサービス。
《蕗の漬物》と《海苔》
で、この海苔が厚みがあって香り良く、めちゃウマ。
そこいらのペラペラの品とは次元が異なる良品。
これは何枚でも食べたい。
そこいらのペラペラの品とは次元が異なる良品。
これは何枚でも食べたい。
《出汁巻玉子》
これも出来立て。ほふほふしながら頂く、
自分好みの甘くない一品。
やや出汁が薄目だが、玉子の味を見るには
適度な塩梅だろう。
自分好みの甘くない一品。
やや出汁が薄目だが、玉子の味を見るには
適度な塩梅だろう。
この後、本来なら炭水化物も摂りたいのだが、
この混雑では、出来上がりに時間が掛かりそうだねと、
切り上げる準備をする。
この混雑では、出来上がりに時間が掛かりそうだねと、
切り上げる準備をする。
各人が5杯程度づつ呑んでの払いは
三人〆て1.3万円弱。
三人〆て1.3万円弱。
評価は居酒屋基準で
☆五点満点で☆☆☆★。
☆五点満点で☆☆☆★。
「創作」とは店名に謳っているものの、
極めて真っ当な品を出す一店。
極めて真っ当な品を出す一店。
今度は、もっと空いている時に来て、
料理を沢山食べて見たい。
料理を沢山食べて見たい。
帰り際に店主がわざわざ出口まで来て、
「料理の出しが遅くなって申し訳ありませんでした」と
丁寧な詫びを述べる。
「料理の出しが遅くなって申し訳ありませんでした」と
丁寧な詫びを述べる。
いやいや、客足だけは読めないから、
これはしょうがないですよね。
これはしょうがないですよね。