RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

#工芸

宮田亮平展 -海へ-@LIXILギャラリー 2014年12月13日(土)

”クリエイションの未来展”の第二段。 会期は~来年2月21日(土)までの長丁場。 それにしても、イマこのヒトを取り上げる理由ってなんだろう。 かりにも『藝大』の学長だよね。 もっと若い人を積極的に紹介する企画かと思っていたから かなり虚を突かれた感…

仁清・乾山と京の工芸―風雅のうつわ@出光美術館 2014年11月29日(土)

一般の入場料は1,000円だが 招待券を頂いた。 会期は~12月21日(日)まで。 当日は昼頃から雨模様。 こんな日は空いているいるだろうとふんでの訪問は 想定通り。 時として集団での来訪者はあるものの、 押し並べて見ればかなり余裕をもって鑑賞できる状態…

大名茶人 松平不昧の数寄@畠山記念館 2014年11月16日(日)

一般の入場料は500円だが、夕刊に掲載されていた割引券を持参し 400円での入場。 会期は~12月14日(日)まで。 サブタイトルには「秋季展」とも「開館50周年記念」とも 「―「雲州蔵帳」の名茶器―」ともある。 しかし例によっての感想だが お茶の作法は習っ…

平櫛田中コレクション―つくる・みる・あつめる―@東京藝術大学大学美術館 2014年10月4日(土)

本館地階の、しかも【展示室2】だけを使い 今月19日(日)まで開催されている。 それにしても、この入場者数の多さはどうしたことだろう。 老若男女、相当数が会場内に押し合い圧し合いし、 計二十点の作品を取り巻いている。 ただ、確かに数は多くないのだ…

陶の空間・草木の空間@智美術館 2014年9月7日(日)

「川崎毅と関島寿子 展」 一般の入場料は1,000円だが、招待券を頂いた。 会期は~9月28日(日)まで。 お題がお題のせいか、それとも朝からしとしと降る雨のせいか 館内は閑散。 自分以外の来客は、(おそらく夫婦ではない)初老のカップルのみ。 併設のレス…

人形偏愛主義@Bunkamura Gallery 2014年8月9日(土)

「ヒトガタへの受胎告知」との副題が付いている。 こちらも本日が初日。 女性を主体に多くの客で賑わっている。 自分みたいに男子の一人はマレ。 女子に引っ張って来られた男性も散見されるが、 なんか居心地、悪そう。 {球体関節人形}以外にも{フィギュア}…

山田 晶 展 -猩々緋-@LIXILギャラリー 2014年7月26日(土)

夏場は変則的な運用となっており、 他の二つのギャラリーは前回通りの催しが 夏いっぱい続く。 【GALLERY3】だけが、中途展示替えがあり、 標題展の会期は~8月21日(木)まで。 「猩猩」=赤ら顔だし、 「緋」も赤を明示する訳だけど、 作品から受ける印象…

『見晴らす展』日本のけしきを彫る人 田中圭介@ポーラ ミュージアム アネックス 2014年6月21日(土)

会期は~6月22日(日)まで。 で、この作品群たるや激しくユニーク。 樟や桜の樹からミニチュアの風景(ここでは森)を彫り出し 彩色を施している。 最初は、樹の割れ目から、苔がはみ出しているのかと思ったが、 よくよく見れば、それら小さな構成物は こんも…

江戸切子若手16人展@伊藤忠青山アートスクエア 2014年6月15日(日)

本日が二日目。 会期は~7月7日(月)まで。 会場内には風鈴も吊るされ 涼しげな雰囲気を醸し出している。 時節柄、もあろうが、 それ以上に、並べられている素材を意識してのものだろう。 それ程、爽やかで清冽な空気が満ち満ちている。 十六人の作品は、勿…

一刻 前原冬樹展@Bunkamura Gallery 2014年5月31日(土)

『三井記念美術館』での「明治の超絶技巧」が話題だが、 こちらは「平成の超絶技巧」。 「失われゆく時が甦る」なる副題が冠されている。 先の作品群が、高価な素材をふんだんに使っているのに対し、 本展での主な素材は「木」と、その意味でも 時代を大きく…

佳麗なる近代京焼@三の丸尚蔵館 2014年5月18日(土)

”有栖川宮家伝来,幹山伝七の逸品”なるサブタイトルが冠されている。 会期は~6月22日(日)の長丁場だが、 前・後期に分かれ、現在の展示は後期分。 『有栖川宮』家から引き継がれた陶器、約六百点のうち 計二百五十点が展示されている。 「幹山伝七の逸品…

所蔵作品展 花@東京国立近代美術館 工芸館 2014年5月18日(日)

勿論、こちらも無料なので 当然の様に駆け付ける。 一般の入場料は200円。 会期は同様に~6月1日(日)まで。 しかし面白いのは【本館】では見られなかった 【皇居】を回るランナー然とした姿の人が多いコト。 不思議だなぁ~。 こちらの方が敷居が低いんだ…

西野康造/坂本素行 展@LIXILギャラリー 2014年5月17日(土)

二つの展覧会が開催中。 西野康造 展 -Space Memory- 坂本素行 展 -造り込んだもの- 夫々の会期は ~5月27日(火) ~6月7日(土) 『西野康造』の作品は 細い金属の棒で構成された円環が 「ギャラリー2」の空間一杯に広がっている。 手前は幅広く、低く 奥…

特別展示 岩崎貴宏@川崎市市民ミュージアム 2014年3月22日(土)

副題は「Out of Disorder」。 会期は~3月30日(日)までの無料の展覧会。 ところが場所がどこか判らない。 散々迷った挙句、 な~んだ 一階正面のエントラスに並んでいたのね。 それ程広くは無いスペースに 総点数は九。 川崎市をモチーフに 制作依頼された…

伊藤幸久/金貴妍展@LIXILギャラリー 2014年3月8日(土)

開催されているのは 伊藤幸久 展 副題は「あなたならできるわ」で、会期は~4月12日(土) 金貴妍 展 副題は「陶 wish」で、会期は~4月13日(日) の二つ。 で、『伊藤幸久』の作品が頗る素晴らしく、 会場内には、少年少女の等身大、 テラコッタで造られた…

渡辺おさむ「Sweets Sentiment」@ポーラ ミュージアム アネックス 2014年2月10日(月)

男性ながら、 {Kawaii系}を代表する『渡辺おさむ』のかなり大規模な個展。 そ~言えば、本人の見目も、意図的に王子様然としているな。 彼独自の「フェイク・クリーム・アート」で造られた作品が 会場一杯に所狭しと並び、一見してスイーツを思わせる外見で…

木戸龍介/堀口彩花 展@LIXILギャラリー 2014年1月18日(土)

二つの展覧会が開催中。 木戸龍介 展 -スウィッチ 押すの 押さないの どっちなの- 会期は~1月28日(火)まで。 堀口彩花 展 -陶 HOLE- 会期は~2月3日(月)まで。 後者は例によって陶器の作品なのだが、 特にユニークなのは前者。 場内に入れば、仄かに「…

KIZASHI@ポーラ ミュージアム アネックス 2014年1月18日(土)

サブタイトルとして、 「友禅の斬新、漆芸の大胆」が冠されている。 訪問当日は 15時~制作者によるトークインベントの準備が はや進められ、それを目当ての来場者も三々五々集まって来ていた為、 ゆったりとした鑑賞には やや不向きな環境。 アーティスト…

「ここをホッチキスでとめてください。」@クリエイションギャラリーG8 2014年1月18日(土)

何とも不可解なタイトルだが、 入ってみれば、その意味はすぐに理解できる。 見て、さわって、実際に体験できるインスタレーション。 場内には、「****して下さい」の貼り紙が其処彼処に見られ、 実際に指示通りにしてみれば、 成る程と得心が行く。 ただ、…

清川あさみ 「男糸 danshi」展@Parco Museum 2013年12月8日(日)

「男子」×「刺繍」で”男糸”だなんて 相変わらずネーミングのセンスが冴えている『清川あさみ』だが、 直近では特に人物をフィチャーしたシリーズは、めっきり人気物件になってしまい、 標題展覧会も相当の混雑を覚悟して行った訳だが、 思いの外場内は空いて…

奥村昂子/薄井歩 展@LIXILギャラリー 2013年9月21日(土)

改装なった標題ギャラリー。 今月2日から再オープンしている。 何時も通り裏口から入ろうとすると、 おやおや、異なる会社の入り口に変容している。 ならばと、土曜日にも拘わらず 正面玄関に向かえば、入り口はきっちりと オープンされている。 中には入れ…

第5回菊池ビエンナーレ展@智美術館 2013年8月17日(土)

一般の入場料は800円。 ただ、今回は招待券を頂いた。 美術館の場所は【オークラ】の裏手。 【オークラ別館】横の坂の上から望む。 左手には『大倉集古館』が在る。 脇の壁には本展のポスター。 正面入り口に廻り込むと 更に詳細な展示の案内。 美術館に…

福井利佐「LIFE-SIZED」 @ポーラ ミュージアム アネックス 2013年8月14日(水)

『福井利佐』の切り画展。 総数で十点強が並び、 入り口正面ではメイキングのVTRが流され、 奥の部屋では、 一般の参加者とのワークショップで制作された 魚のモールも 涼やかに踊っている。 しかし、この切り画、 凡百のそれとは異なり 太い線で力強い。…

PAPER ‐紙と私の新しいかたち‐展@目黒区美術館 2013年8月11日(日)

これはとっても楽しい展覧会。 一般の入場料は600円。 会期は~9月8日(日)まで。 エントランスの階段から、会場入り口までは「撮影可」の表示。 何故にと誰何していると、 『寺田尚樹』の〔テラダモケイ〕があらゆる処に潜んでいる。 階段の手すりや踊…

summer craft collection 2013@Bunkamura Gallery×渋谷ヒカリエ 8/COURT 2013年7月28日(日)

Bunkamura×渋谷ヒカリエのコラボ企画。 会期は7月24日(水)~8月4日(日)だが、 前期:7/24(水)~7/27(土) 中期:7/28(日)~7/31(水) 後期:8/1(木)~8/4(日) に分割され、都度出展替えが行われ、 【ヒカリエ】での開催は、中・後期のみ。 会場内はマルシェを…

From the Kiln 窯の中から@スパイラルガーデン 2013年5月4日(土)

入場料は無料。 会期は~5月12日(日)まで。 そして看板の右隅マークから判るように、 共催は『レントゲンヴェルケ』。 炎を使って加工された作品が、 すらーりと並んでいる。 中でも、『佐野景子』のガラスを素材にしたモノが素晴らしく、 それは「風船」…

情景作家-昭和のミニチュア@鉄道歴史展示室 2013年4月20日(土)

「開館10周年企画展」とのこと。 もう、そんなになるんだねぇ。 会期は~7月21日(日)までで、 途中展示替えもあるもよう。 それにしても、いやはや、凄い混雑。 当該館でこれほど人が入っているのを見たのは 初めて。 しかも、客層が幅広く、 如何にもオタ…

徳川将軍家の器@日比谷図書文化館 2013年2月9日(月)

平成24年度文化財特別展と題されてはいるが、 無料の展示会。 先ず我々の前には、徳川幕府と江戸城の由来が提示される。 江戸城を飾った、火災の跡のある発掘された瓦や、 精巧な模型など。 次に、肥前・鍋島の歴史が示される。 時代がいっていることもあり …

人間国宝 大坂弘道展@練馬区立美術館 2013年1月13日(日)

~2月11日(月)まで開催されている 無料の展覧会。 サブタイトルには 「正倉院から甦った珠玉の木工芸」なる、また ポスターには 「超絶技巧をこえてゆく」なる、惹句が冠されている。 入り口付近に掲示されている「主催者挨拶」や 「作者略歴」は、普段あ…

鈴木基真 展/神谷麻穂 展@LIXILギャラリー 2013年1月12日(土)

二つの展覧会が開催中で、 鈴木基真 展-Cinematic Orchestra- 会期は~今月29日(火)まで。 神谷麻穂 展-陶 いろはにほふ- 会期は~来月2日(土)まで。 で、前者の展示が、相当圧巻。 会場一杯に、ほぼ大人の顔の高さほどもある 展示台が設えられ、 そこに…