「Between human and nature」なる副題が冠されている。
何のこっちゃ?と疑問に思いながら一歩会場内に足を踏み入れれば
それは氷解。
「A」と「B」を比較することで、
それらが持つ価値の本質と、何故その差が生まれて来るのか、の
答えの無い投げかけが、ぽ~んとされている。
何のこっちゃ?と疑問に思いながら一歩会場内に足を踏み入れれば
それは氷解。
「A」と「B」を比較することで、
それらが持つ価値の本質と、何故その差が生まれて来るのか、の
答えの無い投げかけが、ぽ~んとされている。
例えば、「石」と「宝石」の差。
何れもが長い時間を掛けて自然が生成した岩石や鉱物。
しかし、その希少性から、人間が勝手に価値を付加している。
何れもが長い時間を掛けて自然が生成した岩石や鉱物。
しかし、その希少性から、人間が勝手に価値を付加している。
で、並べられているのは指輪に加工された石。
半身は金や銀でコーティングされ、もう半身は素のままの状態。
異なる価値観のモノが同衾し、でも本質的な差は無いだろうと
テーゼが付きつけられる。
半身は金や銀でコーティングされ、もう半身は素のままの状態。
異なる価値観のモノが同衾し、でも本質的な差は無いだろうと
テーゼが付きつけられる。
全体を通しての印象は、それ程大上段に振りかぶってはおらず、
「綿花」と「工業品」で表わされる、何れもが女性らしい眼差し。
「綿花」と「工業品」で表わされる、何れもが女性らしい眼差し。
会期は~10月28日(月)まで。