ラーメン屋さんの密集地帯である【小滝橋通り】だが、
標題店の在る一角は、『二郎』『せたが屋』とでトライアングルが形成され、
麺好きが迷いこんだら、一生出てこれないかもしれない、
とっても恐ろしいエリア。
標題店の在る一角は、『二郎』『せたが屋』とでトライアングルが形成され、
麺好きが迷いこんだら、一生出てこれないかもしれない、
とっても恐ろしいエリア。
訪問時間が早めだったので、何れの店も空き席あり。
選択肢は豊富だったが、系列的にも未体験の方を訪問。
選択肢は豊富だったが、系列的にも未体験の方を訪問。
店内は厨房を取り巻く緩い半円形のカウンターが七席。
四人掛けのテーブルが二卓、二人掛けが三卓。
四人掛けのテーブルが二卓、二人掛けが三卓。
11:30の入店で先客はゼロ。
その後食べ終わって出るまでの来客は四。
皆が皆カウンターに着席し、一心不乱にラーメンを啜っている。
その後食べ終わって出るまでの来客は四。
皆が皆カウンターに着席し、一心不乱にラーメンを啜っている。
券売機は入り口左手。
《つけ麺》メインだが、汁モノもちゃあんと用意されている。
《つけ麺》メインだが、汁モノもちゃあんと用意されている。
食したのは、特製つけ麺+大盛。
値段は880円。
麺量は並・大・特の選択制で
夫々、200・300・400gが同料金。
値段は880円。
麺量は並・大・特の選択制で
夫々、200・300・400gが同料金。
更に、「あつもり」も可能で、
何れも食券を渡す時に確認される。
何れも食券を渡す時に確認される。
食券を渡して数分後、折敷に載せられた一品が供された。
麺は中ストレート。表面は艶々と輝いている。
断面は四角形。麦の薫りが漂って来る。
試しに一本啜って見ると、おお、なんて滑らかな喉越し。
つるっつるだ!!
それでいて芯にはしっかりとしたコシ。
パスタを食べている様な気分にもさせられる。
つけ汁の絡みは若干良くないうらみはあるが、
直近食したこの手の麺の中ではピカ一だ。
量は、ややお腹が膨れる程度で、表示は茹で前の様子。
断面は四角形。麦の薫りが漂って来る。
試しに一本啜って見ると、おお、なんて滑らかな喉越し。
つるっつるだ!!
それでいて芯にはしっかりとしたコシ。
パスタを食べている様な気分にもさせられる。
つけ汁の絡みは若干良くないうらみはあるが、
直近食したこの手の麺の中ではピカ一だ。
量は、ややお腹が膨れる程度で、表示は茹で前の様子。
つけ汁は動物系を主体に感じ
ややの魚介系も足された醤油。
表面を透明な油膜が覆い、
これが汁の温度を保つ役割をしている。
味はかなり鹹め。しかも尖った鹹さ。
一方、コクや旨味は抑え目。
粘度も無くさらりとしているので、
たっぷりと麺を漬しても
最後には随分と残ってしまった。
ややの魚介系も足された醤油。
表面を透明な油膜が覆い、
これが汁の温度を保つ役割をしている。
味はかなり鹹め。しかも尖った鹹さ。
一方、コクや旨味は抑え目。
粘度も無くさらりとしているので、
たっぷりと麺を漬しても
最後には随分と残ってしまった。
具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、ホウレン草。
チャーシューは1cm厚の短冊大が二枚。
見た目しっかりとしているが、実際に噛み切る時には
ややの肉らしい食感を残しながらはらりと解ける。
見た目しっかりとしているが、実際に噛み切る時には
ややの肉らしい食感を残しながらはらりと解ける。
メンマは濃い目の色付けと味。
やや甘みがち。
かなりたっぷりと投入されている。
やや甘みがち。
かなりたっぷりと投入されている。
玉子は黄身が蕩け、味は薄いものの芯まで染み
上々の仕上がり具合。
上々の仕上がり具合。
海苔はトランプ大が一枚。
濃い香りがする。
濃い香りがする。
ホウレン草も、らしい味。
緑の草類を食べている感がひしひしと伝わって来る良品。
緑の草類を食べている感がひしひしと伝わって来る良品。
食べ終わる頃を見計らい、割りスープが凝った器に入れられ供される。
表面には柚子の切片。出汁の深い香りが漂う。
残ったつけ汁に足して頂けば、あら、こちらの方がずっと美味しく感じる。
表面には柚子の切片。出汁の深い香りが漂う。
残ったつけ汁に足して頂けば、あら、こちらの方がずっと美味しく感じる。
最初に瓶入りの「生七味」も薬味として同時に供されるが、
結局使わず仕舞いだった。
結局使わず仕舞いだった。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
素晴し過ぎる麺に比して、つけ汁は
(具も併せて勘案すると)懐かしい味を狙ったのだろうが、
ちと意に添わぬ働きをしてしまっている感じ。
(具も併せて勘案すると)懐かしい味を狙ったのだろうが、
ちと意に添わぬ働きをしてしまっている感じ。