奨学生十七名、招待二名、特別出展二名の作品が展示されている。
当日は14時~講演会が5階で開催され、
そこに人が集まっていたためか、自分が滞在している間の他の来場者に影はゼロ。
そこに人が集まっていたためか、自分が滞在している間の他の来場者に影はゼロ。
多少寂しくはあるものの、ゆったりと傍目を気にせず鑑賞できるのは
有り難くもある。
有り難くもある。
『八木佑介』の〔共喰い〕。
映画のタイトルではけして無い。
一直線に伸びる道路の脇に林立する電柱と電線。
そこには樹木や蔦が絡み付き、元の姿さえ判然としない。
しかし、良く見れば、路面にも、それらの植物はみっしりと入り込み、
実は、文明のカタチと自然とは、奇妙に同衾しておるのではないかと思わせる。
映画のタイトルではけして無い。
一直線に伸びる道路の脇に林立する電柱と電線。
そこには樹木や蔦が絡み付き、元の姿さえ判然としない。
しかし、良く見れば、路面にも、それらの植物はみっしりと入り込み、
実は、文明のカタチと自然とは、奇妙に同衾しておるのではないかと思わせる。
『北川麻衣子』の〔深森夜行譚〕。
暗い森の中で、数多の怪異なる動物を連れた少女が
腰を下ろし、束の間の休息を取っている。
旅装なのを見れば、先は長く、この先に何が待ち受けているのかも判らない。
しかし、彼女の眼には怯えの欠片も無く、強い意志だけが爛と宿っている。
暗い森の中で、数多の怪異なる動物を連れた少女が
腰を下ろし、束の間の休息を取っている。
旅装なのを見れば、先は長く、この先に何が待ち受けているのかも判らない。
しかし、彼女の眼には怯えの欠片も無く、強い意志だけが爛と宿っている。
会期は~11月4日(月) まで。