RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 かじ@浜松町 2023年3月23日(木)

昨年12月下旬にオープンの新店。

場所は【汐留ビルディング 2F】。
【北口】に出て右手へ。
横断歩道を渡った【竹芝通り】沿い。

店内は厨房と窓に向いたカウンター、
二人掛けと四人掛けのターブルも。
合計で二十人以上は入れそう。

11:20の入店でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。

 

券売機は入り口右手。


食したのは、
醤油ら~麺+各種麺類大盛り変更。
値段は980+150で1,130円。


食券を渡してから2分ほどの待ちで供された一杯。

醤油の紫が濃く深い。
表面の油も透明で厚い。


チャーシューは子供の掌大、
薄めの低温調理ロース肉が三枚。

熱々のスープに沈めると
ぎゅっと縮んでしまう。

肉質は肌理細かく、
口当たりは滑らか。


メンマは太い拍子木状。
こりこりした噛み応え。


海苔一枚はトランプ大。
厚みがある。


青葱は小口に切られ
たっぷりと盛られている。


しかし、チャーシューを動かすと、
その下にも白葱が少々。


麺は細、ストレート。
表面は粗め。
芯は白濁しぱつんとしている。

しこしこの歯触りで
さくっと噛み切れる。

量は200g強あり。


スープは鶏醤油。

鶏の旨味も醤油の旨味も
共に深く濃い。

シンプルな組み立てながら、
軽い甘味と共に豊潤な味わい。

鹹過ぎず、くど過ぎず、
懐かしいモードがイマっぽくチューンされている。

八割方を飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


とは言え、値段はかなり張るので、
次回があるとしたら《かけそば(具なし)》+大盛り
だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

でびっと(3)@中延 2023年3月21日(火)

初めての訪問は二十年近く前、
最後の訪問も十数年も前のことと記憶。

中途半端とはいえ、基本コレクターなので、
よほど気に入る等の理由が無ければ、
同じ店に繰り返し訪れることはそうはなく。

ただ今日は、予定の店が臨休だったこともあり。


場所は改札を出た正面。
駅の建屋からものの十歩で着いてしまう。


店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター、
窓に向いた五人掛けのテーブルが一卓。

二階への階段もあるが
客席は無いのかな。

11:20の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。

会計は食後に
入り口脇のレジで。


食したのは、
醤油豚骨。
値段は880円。

替玉は+150円。
ランチセットAにしても+100円の値付け。


ほんの2分の待ちで供された一杯。

以前の記憶があまりにあやふやで、
う~ん、こんな感じだったかしら?


チャーシューは大人の掌大、
5㎜厚のバラ巻が一枚。

柔らかく、持ち上げると
くったりと解れるほど。


青葱、モヤシ、木耳は何れも一つまみ。
とりわけ青葱は存在感あり。


麺は極細、ストレート。
表面粗くぱつんとし、硬めでさくりと歯が通る。

量は100gちょっとか。


スープのベースは豚骨で
大蒜が強めに香り、辛味も溶け出している。

臭みの無いミルキーな口当たり。
旨味もしっかり。

{トンコツ}ラーメンに似てはいるが、
少々手の込んだ仕様。

鹹さは無く、背脂のまったり感が舌に広がる。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


初めて食べた時は斬新さを感じた覚えも、
これだけラーメン店が多くなると
また印象も違ってくる。

そんな中でも変わらず営業が続けられているのは
たいしたもの。

 


 

 

 

 

 

 

 

麺家 たいせい@中野坂上 2023年3月20日(月)

二十日前にオープンの新店。
その初日は、とんでもない行列だったと聞いている。

でも時間も経ったし、今日は月曜で五十日だから、
多少は空いているんじゃ?との
勝手な思い込み。

場所は【2番出口】から
右手に十五歩ほど。

店内は厨房を囲むL字型十四席のカウンター。


11:05の店頭着で、
丁度先並びの客が中に入って行くタイミング。

自分の前九人の並びが残る。
以降も来客は続々で、素晴らしい繁盛ぶり。

前の人に続き順次食券を購入。
中途店員さんによる
お好みのとライス有無の確認がある。


券売機は店の外。

食したのは、
特選ラーメン(中)。
値段は950円。

麺硬め
ライスは不要で。


11:30には着席。
そこから8分の待ちで供された一杯。

表面を覆う鶏油の量が凄いんだが。
このご時世に有り難いこと。


チャーシューは大人の手の大きさのロース肉が二枚。
薄めも肉質は詰まっている。

すっと歯が通り美味しい。


ホウレン草は一つまみ。
柔らかな茹で加減。


海苔五枚は黒々とし、厚みもあり
香りも良く、ぱりぱり。
やはり{家系}はこうでなくちゃね。


味玉の表面にはうっすらと色が付き、
黄味はとろりと流れ出す茹で加減。
味付けは薄め。

大き目にざくっと切られた白葱が入っており、
これは異色。
存在感がある。


麺はやや細、ストレート。

一本は短めで表面は滑らか。
つるっと啜れば、硬めコールも
もっちり寄りの噛み応え。

量は200g強。

「酒井製麺」の麺箱が
其処彼処に積まれている。


スープのベースは豚骨醤油も、
他店に比べれば鶏ガラの量が多そう。

店の外まで漂う、独特の獣臭はあるものの、
口当たりは軟らかめでまったり。

醤油の鹹さも刺々しくはなく、
これはカラダに悪いぞ~と、
しかし自分を騙し乍ら七割ほどを飲む。

後で相当に喉が渇く。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


行列ができるのも納得の美味さ。

しかも、老いも若きも
女性の比率がそこそこなのには驚かされる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜家系ラーメン 銀家(2)@川崎 2023年3月18日(土)

一年半ほど前の初回訪問時には、
オープンしたてとのこともあろうか、
味は兎も角、オペレーションに首を傾げた標題店。

さすがにこれだけの時間が経てば、
改善されているだろうとの期待。

12:20の入店で先客は十三。その後
食べ終わって出るまでの来客は四と、繁盛している。

 

券売機は店の外。

食したのは、
ラーメン+中盛(1.5玉)。
値段は850+110で960円。

VIPカードを持っているので
味玉を無料トッピング。

味は醤油で麺は太麺、
お好みは麺硬めだけを指定し、あとは普通。

これらを全て
タッチパネルの券売機で行う。


吐き出された食券をカウンターに置いてから、
4分の待ちで供された一杯。

やはり硬め指定だったら
早く出して貰いたいし、十分に評価できる間隔。

とは言えスープがかなり白濁寄りのような・・・・。


チャーシューは短冊大のバラ肉が一枚。
5㎜厚で脂が乗っている。

ほろほろと崩れるブロックから切り出された端豚も
オマケのようにちょこんと乗っている。


海苔三枚は厚みがある。


ホウレン草は随分と量が多い。
細かく刻まれやわやわ。


サービスの玉子の茹で加減は良好。
黄味が蕩ける一歩手前で。
ただ、味付けはそ
あまり出汁は染みていない。


麺は中、やや細、ストレート。
一本短めで表面はつるつる。

つるっと啜れば、むっちり寄りの噛み応え。
やはり硬めはこれぐらいでなくちゃね。

厨房内には「丸山製麺」の麺箱が詰まれている。

量は200gは超えている。


スープはは豚骨醤油で、表面には透明の油が厚めに。

やや黄身掛かっており、ホントに自家炊き?とやや疑問。

味は軽めで醤油もきつくなく
臭み無く、ミルキーで飲み易い一方、
野趣とパンチには欠ける


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


ここも《BLACK》を出しているのね。
《塩》と共に、食べに来よう。

これくらいの待ち時間ならストレス無いし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泪橋(2)@新橋 2023年3月17日(金)

あの『泪橋』が創業の地に帰って来た!

突然の閉店から九年。

その間の経緯については、
店内にも掲示されている。


以前とは異なり路面店ではなく、
路地に入った場所。

attached(2,center)

『和市』の隣になる。

一応、一ヶ月半前にオープンの新店としておこう。


店内は壁に向いた七席のカウンター、
奥には四人掛けと一人掛けのテーブルが複数卓。

12:50の入店で先客は七。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入り口右手。

食したのは、
マンモスラーメン。
値段は900円。

食券を渡すと
「ニンニク入れますか?」の声掛け。

これは、まんまの意味なので、
抜きでお願いする。


そこから5分ほどの待ちで供された一杯。

モヤシの上にはたっぷり、
かりかりの鰹節。


イイ感じに盛り上がっている
太目のモヤシはしゃきしゃき。

鰹節と併せ、スープも掛け回しながら
八割ほどを食べる。


そこから天地を返して現れた麺は、
やや細、ストレート。

表面は粗め、芯は太く白濁。
ぽくぽくな食感で麦の旨味が滲み出す。

口いっぱいに頬張ると
それだけで多幸感。

量は200gほど。


スープは豚骨醤油。
重そうな色味も、それほどの強さにはなっていない。

醤油の鹹さは深いし、豚の出汁も良く出ている。

これに鰹節が合う。

六割ほどを飲んでしまう。


豚は大人の手の大きさ、
5㎜厚のロース肉が一枚。

濃い目の醤油味が付き、
箸で持ち上げるとほろりと崩れる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


食べ終わるまでに7分ほど。
懐かしい記憶が蘇える一杯。

まぜそば》《醤油》《ブラック》と、
他のメニューもラインナップされているから、
何回か通ってみるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大盛軒(3)@大森 2023年3月16日(木)

と、言うことで、
標題店でも《味噌》を食べに(笑)。

店内は厨房に向いたストレート七席のカウンター。

11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


券売機は口左手。

食したのは、
味噌らーめん+麺大盛。
値段は950+100で1,050円。

《味噌》はデフォよりも高額とは
殆どの店でのならいなので理解も
てっきり+50円と思っていたら
+100円なのね、少々懐に響く。


食券を渡してから、
7分ほどの待ちで供された一杯。

うん、これは見るかに 味噌 の面立ち。


チャーシューはトランプ大のバラ巻が一枚。
厚みは5㎜ほど。
柔らかな口当たり。


メンマはさほどの味付けにはなっておらず。
しゃくしゃくした歯触り。


中央には茹でたしゃき感の残るモヤシが一掴み。
その上には白髪葱。
更にその上は糸唐辛子。


海苔一枚は厚みがある。


麺は細、緩めの縮れ。
表面は滑らか、ずるっと啜れる。

コシはあまりなく、軟らかめ、
もっちり寄りの噛み応え。

量は200gほど。


スープは味噌の味が横溢。
鹹さは強め、時としてピリ辛も走る。

ベースは《らーめん》用の出汁と同一と思われ、
和に振れた、かなり味噌汁に近い印象。

慣れた旨味、五割方を飲む。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


残す一店は、お隣さん。

帰り際に店頭のメニューを確認すれば、
間違いなく《味噌》はあるものの、
「限定」も出されている。

気になる「限定」の内容も、
ただ値段がなぁ・・・・。
既に千円を超えてるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中華そば 天辺月(3)@大森 2023年3月15日(水)

2022年に複数オープンした@大森の新店。
どの店もデフォのメニューは短期間に制覇したものの、
その後、たぶん冬に向けて《味噌》がリリースされ、
寒いうちに食べておこうと思っていたら
ここに来て急に気温が上昇中。

これ以上暑くなる前に、
軒並み回っておこうとの腹積もり。

11:30の入店でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は六と
盛況ぶりは変わらない。


券売機は入り口右手。

食したのは、
昭和の味噌ラーメン+麺大盛。
値段は850+100で950円。


大盛り券は100円トッピングと共用なので、
食券を渡す時に店員さんにその旨を申請する。

 

貼られている説明書きを見ながら
5分の待ちで供された一杯。


あまり味噌っぽくない見た目も、
香りは間違いのないもの。

胡麻と白胡麻もたっぷり振られている。


チャーシューは花札大、
5㎜厚のバラ肉が二枚。

やんわりな食感。


同店でお馴染みの ヒジキ。
当然、味噌には合う。

葱、刻んだカイワレはデフォのラーメンと一緒か。
違いは韮かな。


麺はやや細、平、ストレート。
つるっとしてもっちりな歯触り。

量は200gほど


スープはまごうかたなき味噌味で
軽いとろみ。

ベースはやはり鶏白湯かしら。

尖りの無い柔らかな鹹さ。
旨味も強いが、お腹に響く重みは感ぜず
くいくいと含めてしまう。

半分ほどを飲んで
御馳走様とする。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


ここを手始めに、あと二店を
今月中に回ってしまいたいもの。