以前は、やはり鮨屋の『六法』だった記憶も
いつの間にか変わっていたのね。
店内はストレート六席のカウンターに
四人掛けのテーブルが一卓。
我々の訪問当日は、
他の来客は常連と思われるおぢいさんのみ。

《鯛の子の含め煮》
旬からは外れているかもだが、
プチプチの食感に淡い出汁の味。
ほの温かく、初手にはぴったりの一品。

《先付》は更に三種。
鱈の白子は随分と大きく濃厚な旨味。
無花果もこうした形で食べるのは初めてかも。
自然な甘味で美味しい。

《生牡蠣》はしっかりした身。
するっとした喉越し。
鼻に抜ける磯の香り。
能登産と聞いた記憶。

《椀物》は摺り流し。
雲丹の濃厚さが溜まらんな。

《墨烏賊》
細かく包丁が入り、
さっと乗った柚子の香りも良い。

《鰺》
これも包丁が入り、
摺られた生姜と煮切りで食す。
脂が乗って美味しい。

《赤貝》
旬の味。こりさくな食感。
磯の風味。軽い甘味。

《葱鮪》
鮪でも部位は脳天と聞いた。
慣れた風味も、ふうわりとした食感が面白い。

《刺身》は鰤。
やはり美味しい季節。
最初はこりっとした歯触りに、
脂がゆるっと溶けて行く。

《ネタ名失念》
脂の乗りが善し。
肌理の細かさも詰まった食感。

《ホッキ貝(たぶん)》
普段は火を通して食べることが多いが
生でも十分にイケる。
ねっとりした舌触りも官能的。

《鰯》
これも脂の乗りが絶妙。
くどくなり過ぎず。
酢飯と薬味を併せて塩梅良し。

《鮍》
中には肝と芽葱。
身のこりっとした食感の次に、
濃厚な肝がとろんと蕩ける。

《金目》
身はほっこり。
鰭、尻尾、頭も可能な限りばりばりと食べ進める。

《ネタ名失念》
食べるのに一生懸命で(笑)

《ネタ名失念》
こちらも同様に。
「鮨通」の人は見ただけで判るんだろうか。

《鮪》
これが美味しくないわけはないとの見た目。
口の中で脂がとろとろと蕩け旨味と変わって行く。

《香箱蟹》
随分と贅沢。
敷き詰めた卵に蟹の身。
これも季節を感じさせる一品。

《雲丹/イクラ》
イクラの量は、これが標準なのかは判らんが(笑)。
共に旨いのには違いない。

《穴子》
ふわっと煮上がっている。
ツメも甘過ぎずで美味しい。

《鉄火巻き》
〆に海苔巻きを所望したところ、
「干瓢」が無いとのことで。
鉄火と言うには、贅沢な部位が使われており。


デザートは二種。
ジェラートに柿。
特に柿は硬めの食感で、純朴な美味しさ。
寿司十二貫に巻物、
つまみが八種にデザートでお腹がいっぱい。
久々に美味しいお鮨を鱈腹食べた。




















































