RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

漫画、コミック

「孤独のグルメ」谷口ジロー原画展@米沢嘉博記念図書館 2012年6月30日(土)

『米沢嘉博記念図書館』は、丁度【アカデミーコモン】の裏手に当たる。 2階の閲覧室は有料だが、1階の展示コーナーは無料となっている。 そこで標題のイベントが開催されている。 鳥取県と明治大学のコラボ企画で 会期は~9月30日(日)まで。 都度展示替…

ハガレン(鋼の錬金術師):連載修了

このお話の成功の鍵は、 過去に無い人物の造形、 「錬金術」の水平思考的展開、 そして一番は「等価交換」。 オタク映画のギャグにも使われるくらい メジャーな単語になってしまったが、 「何かを手に入れるためには、 相応の対価を払わねばならない」 とい…

つづきはまた明日:紺野キタ

ようやく、コミックの2巻が発刊された、 『Webスピカ』で連載中の本作。 小学5年生の『藤原杳』は、以前母親を事故で亡くし、 今は父と小学一年生の妹『清』との三人暮らし。 父の妹『里佳子』も折にふれ訪れるので、 何かと賑やかな日々をおくっている…

秘密7:清水玲子

最新の第7巻は最厚、と言うのが惹句だが、 おっとどっこい、これは〔秘密〕の(現在までの)最高傑作である。 先ず、幾つかのピースが、バラバラに提示される。 拉致被害者の家族会だろうか、突然の離脱を表明する初老の男性。 一転、高校生くらいの少女が…

フラワー・オブ・ライフ:よしながふみ

『白泉社』による文庫版、全三巻がようやく揃った本作は、 『よしながふみ』の作品にしてはゲイっぽい描写が殆んど無いため、 (誰でも)安心して読める漫画になっている。 あの、『西洋骨董洋菓子店』でさえ、その手のシーンはかなりあるからな。 病気のた…

河内遥

全四冊が、異なる出版社から相次いで刊行と、 すごいことになっている。 〔へび苺の缶詰〕祥伝社:6月8日 〔ラブメイク〕集英社:5月19日 〔河内遙時代短編集 チルヒ〕小池書院:5月14日 〔ケーキを買いに〕太田出版:5月14日 一部、BL的な内容…

童話迷宮(上・下):釣巻 和

小学生の『小川君』が、奇妙な看板に誘われる様に入った喫茶店で体験する、 不思議なエピソードの数々。 ある時は傍観者であるように、ある時は自分が物語の主人公であるように、 現実とも夢ともつかない世界が展開されて行く。 特に、上巻の〔ある夜の星た…