#イラストレーション
場内はかなりの混雑になっている。 しかも客層がふるっていて カップルや女性の二人連れが多い。 ちょっと何時もと違う感じだけど 今回の主役の来歴を知れば成る程と思う。 自分にとって身近なハナシをすると、 〔純と愛〕のオープニングタイトルのイラスト…
二つのギャラリーを使っての 恒例の展示且つ即売会。 今年のお題は、和綴じの自由帳。 例によって多くのクリエイター達が 表紙と裏表紙にイラストを提供している。 そして、その価格も900円と 直近ではまれなお手頃感。 但し、初回に作られた在庫品に限り…
会期は~11月27日(木)まで。 「ペルソナ」って何さ?というハナシなんだが、 マーケティング用語ではけしてない。 1FからB1Fに降りる階段のポスターを見れば 良く判る。 1965年に開催されたグラフィックデザインの展示会なのだね。 それを五十年経った…
混んでいる。むちゃくちゃ混んでいる。 展示の仕方はさて置き、ヒトで溢れている。 今年の物故者で、会の趣旨自体も回顧展に近い、とか 作品は小品も含め絶対数が多く、エッセイや漫画等の 読み物もある、とか アンケートに回答すると、特製の缶バッチがもら…
【アートギャラリー1~3】を利用し、三つの展示。 【アートギャラリー1】トムス・エンタテインメント アニメと歩んだ50年展 『トムス・エンタテインメント』は 〔巨人の星〕〔エースをねらえ〕〔ルパン三世〕等のテレビアニメ制作会社。 1964年の〔ビッグX〕…
これだけ多様な表現のポスター群が、 まさか一人の手になるモノとは思いもしなかった。 なんて広い芸域なのだろう。 総点数は四十ほど。 何れもが、演劇やオペラ・写真展のポスター。 勿論、劇場や毎年開催されている展示会毎には 共通の意匠がある。 拙いフ…
今週の火曜が初日で、今日は会期初の週末。 それが為か場内はかなりの人の入り。 最早年中行事ではあるものの、 今年のお題は 「それぞれが最も得意とする技で”イラストレーションの今”を表現する」と かなりゆるゆる。 だからだろうか、統一感は殆ど感ぜず…
【クリエイションギャラリーG8】では「一般作品」を 【ギンザ・グラフィック・ギャラリー】では「会員作品」が 夫々、展示されている。 何れの会場も場内は盛況。 スタイリッシュな人たちで、満ち溢れている。 会期は~7月28日(月)まで。 一年間の広告類の…
会期は~6月30日(月)まで。 で、こちらの催しも、随分と人が入っている。 しかし、このタイトル、なんのこっちゃら、と思っていたら。 「図交」のコトだったのね。 入り口の二枚並んでいるポスターを見て、 初めて、その意味するところが理解できた。 地階…
受賞者は『大原大次郎』『鎌田順也』『原野賢太郎』の三人。 会期は~ 6月24日(火)まで。 グラフィックデザインを扱う回は決まってそうなのだが、 今回も客が異様に多い。 また、写真を撮る人が見受けられるのと、 なんとなく服装もファッショナブルに見え…
このデジタルの時代に於いて、 アナログ的なものへの偏愛を相当に感じさせる展覧会。 会期は~5月31日(土)まで。 入り口正面の壁にはLPレコード様のもの複数並べられ、 近寄ってレーベルを見ると 『ビートルズ』のアルバムが、リリース順に並んでいる。 …
「第16回亀倉雄策賞受賞記念 」 会期は~ 5月15日(木)まで。 標題からも判る通り、 「ヒロシマ」への原爆投下を意識していると思われる。 極太の黒い線で上を見上げる男性の像が 幾枚も幾枚も連なっている。 当日は暑い夏の最中であったはず。 彼が見上げ…
副題は「Social Design&Poster」。 会期は~3月31日(月)まで。 タイトルからは判り難いが、 実は二つの企画が並立している。 一階では壁一面にハンカチが展示されている。 その意匠が印刷された衣類を購入すると 収益の一部がNPOに寄付されるチャリテ…
同館ではもうお馴染みとなった 『佐藤雅彦』プロデュースによる体験型のインスタレーション。 会期は~2月28日(金)まで。 会場内の写真を見れば判るように、 大小様々な大きさの紙が置かれ、 何れもなにがしかの絵が描かれている。 そこに指示された通りに指…
外装も黒く彩られ、 場内もかなり暗い空間。 しかし、中に足を一歩踏み入れれば、 そこは極彩色に満ちている。 一階はパネルと、それをベースにした映像が、 地階は作者が装丁を担った出版物とポスターが、 夫々整然と並べられている。 その何れもが、漆黒を…
タイトルの主はポーランドのポスター制作者で 八年前に物故している。 いわば、回顧展の趣き。 スタイルは東欧やロシア系に良くある 赤を使った骨太のかっちりしたそれを想定していたのだが、 ちと外れている。 展示されているのは、 演劇・映画・イベントの…
会期は~12月20日(金)まで。 毎年恒例の復興支援だが、今回の素材はバック。 一点5,000円での受注生産となる。 「180人のクリエイターとウェットスーツメーカーがつくる」 とサブタイトルにあるように、計180点が二つの会場に分かれ展示されている。 「…
本日が開催二日目、且つ最初の週末と言うコトもあり、 場内はかなりの人で賑わっている。 展示されている大部分は書籍類。 更に壁面にはポスター。 何れも、相当の分量。 その多くが、作者の出自を反映してか、 非常にカッチリとした造り。 観ている内に、こ…
2011年に亡くなったイラストレーター『杉本祐子』の個展。 おそらく雑誌に使用された原本と思われる ほぼ同一サイズの作品が相当数並べられている。 客層は女性に限定され、 確かに、これらの描写を見かけるのは 九割方女性誌だからなぁ、と 変に納得する。 …
恒例の『東京イラストレーターズ・ソサエティ』による イラストレーションの展示即売。 一点35,000円で早い者勝ちなので、 名のアル作家さんの作品には、 さっくりと、赤いピンが留められてはいるが、 現時点でも半数程度に止まっており、 何時もより、…
扱っている題材が題材な上に、 夏休み真っ盛り、 お子様達で溢れていたらどうしよう、との事前の心配は 全くの杞憂、会場内は閑散とし、たまに訪れるのは 見るからに自分より年上のご老人方。 入場前は訝っていたものの、 実際に中に入り展示内容を見れば納…
「~2大巨匠の周年祭~」とサブタイトルに在るように、 二人の漫画家にとって、 〔アトム〕連載開始、画業開始、 共に六十年と言う記念の年にあたるよう。 で、版画と表記されてはいるが、特殊な印刷方法らしく、 キャンパス地にインクが盛り上がる様な質感…
二つの会場に分かれ、 【G8】は一般作品、 【ggg】は会員作品が展示され 会期は何れも~ 7月29日(月)まで。 平面では『凸版印刷』のキャッチと共に個人の特定や匿名性の 揺らぎを描写した広告に眼が釘付け。 通りを往来する人々の影が強い陰翳で描写…
受賞した『田中義久・平野篤史・宮田裕美詠』の三人展。 個人的に馴染みがあるカテゴリーとしては 『ホンマタカシ』の〔その森の子供〕写真集か。 『田中義久』の装丁。 作者名やタイトルの上に「消し線」を乗せた 独特の主張。 一冊を手に取って中を観れば…
ふらりと立ち寄った【ヒカリエ】では標題の展示会が開催されており、 要は公式ポスターの展示即売会。 全23点の内、13点が並んでいるのだが、 例えば『バスキア』や『へリング』といった物故者のそれは、 共通のフォーマットに方向性の合致した既存作品…
会期は~5月30日(木)まで。 タイトルのアルファベットは、 勿論、本人のイニシャルだろうが、 ポスターの背景も含めて、 その色味が後援の「オランダ王国」のフラッグ・キャリアである 「KLM」をも彷彿とさせる。 デザイナーなので、 その仕事がキチンと時…
会期は~4月27日(土)まで。 百点ほどが展示されている。 混んでいる。 毎度のことではあるけれど。 外人さんが多いのも、 常以上にお洒落な風体の人が多いのも、 特徴。 しかし今年は特に、 観たことのある作品が多いわ。 「資生堂ギャラリー」での 〔忘れ…
いや~、凄い名前が並んでいる。 『赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼、伊藤存、青木陵子』 だもの。 これら作家さん達、全員の作品が、一時に、 年一回、これから五年間は確実に拝見できるのだから、 ウキウキしちゃう。 先ずは、ギャラリーに続く踊り場では、 …
「第15回亀倉雄策賞受賞記念」が冠され、 「Vision and Realization」との副題が付いている。 会期は~ 4月26日(金)まで。 入り口脇の小部屋には『東京国立近代美術館』の 60周年記念マークが、暗闇の中のぼうと浮き上がっている。 どうやら、これを主と…
初の週末ではあるものの、 場内はそれほどの混雑にはなっていない。 会期は~30日(土)。 「LIFE」を主要テーマに 動物をフィーチャーしたポスターが百点強。 年度別に数点づつが纏めて展示されている。 通底するモチーフは 年が流れても変わらないのだ…