一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。
会期は、本日が最終日。
それもあって、物凄い混雑を覚悟しての訪問だったが、
場内の入りはさほどでもない。
場内の入りはさほどでもない。
勿論、ヒトで溢れてはいるのだが、
展示スペース自体がかなり場所をとっていること、
基本撮影可なので、立ち止まる人が多いこと、
体験/参加型のインスタレーションが多く人が滞留すること、
が主な要因で、上手く立ち回れば、十二分に楽しむことができる。
展示スペース自体がかなり場所をとっていること、
基本撮影可なので、立ち止まる人が多いこと、
体験/参加型のインスタレーションが多く人が滞留すること、
が主な要因で、上手く立ち回れば、十二分に楽しむことができる。
また、子供が喜ぶ展示も多数並べられ、
単純にきゃいきゃい言いながら、
半分遊ぶように体験しているのを見ると
微笑ましく、こちらもほわっとした気分になる。
単純にきゃいきゃい言いながら、
半分遊ぶように体験しているのを見ると
微笑ましく、こちらもほわっとした気分になる。
本展のテーマは「色」。
それも一人だけによるものではなく、
『藤原大』のディレクションのもと、
複数の作家/企業/団体が知恵をだし、
各コーナそれ自体が独立したイベントとして成立し、
しかし纏まって見ると、共通のテーマが浮かび上がって来る仕掛けになっている。
『藤原大』のディレクションのもと、
複数の作家/企業/団体が知恵をだし、
各コーナそれ自体が独立したイベントとして成立し、
しかし纏まって見ると、共通のテーマが浮かび上がって来る仕掛けになっている。
では、その実物を見て、または朱鷺色に変色した羽を見た経験は
どれほどの人にあるだろうか。
どれほどの人にあるだろうか。
此処では、「保護センター」で地元の学生により採集(=ハンティング)された
美しい羽根が、その採集者の名前と共に、整然と並べられている。
美しい羽根が、その採集者の名前と共に、整然と並べられている。
或いは、色とそれにより想起させる文物を多くの人に挙げてもらい、
それを「コレスポンデンス分析」にかけ、二次元上に布置するのは
ありきたりの手法だが、更に一歩進め、三次元空間に展開している。
それを「コレスポンデンス分析」にかけ、二次元上に布置するのは
ありきたりの手法だが、更に一歩進め、三次元空間に展開している。
これは、全き正しい見せ方で、本来であれば須らくこうして表現したいわけだが、
現時点の技術ではムリだからね。
現時点の技術ではムリだからね。
ちなみに、実物はこうなる。
それ以外にも、日本各地の水を使い、
同一の手法で染色したハンカチを並べ、
水質の違いによる染まり方の差を見る試み。
同一の手法で染色したハンカチを並べ、
水質の違いによる染まり方の差を見る試み。
殆どは、その差が見分けられないが、
一枚だけ、圧倒的に異なる色に染まっているモノがあり、
その水を確認すると、なんと「温泉水」。
一枚だけ、圧倒的に異なる色に染まっているモノがあり、
その水を確認すると、なんと「温泉水」。
成る程ね。
硫黄を始めとして複数の成分が高濃度で含まれているから、
それが色に影響を与えるんだねぇ。
硫黄を始めとして複数の成分が高濃度で含まれているから、
それが色に影響を与えるんだねぇ。
などなど、いや、見ていて、とっても飽きません。
出来れば、もっと人が少ない時に来て、
それ以外の体験もしてみたかった。
それ以外の体験もしてみたかった。