RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

カラーハンティング展 色からはじめるデザイン@21_21 DESIGN SIGHT 2013年10月6日(日)

一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。

会期は、本日が最終日

それもあって、物凄い混雑を覚悟しての訪問だったが、
場内の入りはさほどでもない。

勿論、ヒトで溢れてはいるのだが、
展示スペース自体がかなり場所をとっていること、
基本撮影可なので、立ち止まる人が多いこと、
体験/参加型のインスタレーションが多く人が滞留すること、
が主な要因で、上手く立ち回れば、十二分に楽しむことができる。

また、子供が喜ぶ展示も多数並べられ、
単純にきゃいきゃい言いながら、
半分遊ぶように体験しているのを見ると
微笑ましく、こちらもほわっとした気分になる。


イメージ 1



本展のテーマは「色」。

それも一人だけによるものではなく、
『藤原大』のディレクションのもと、
複数の作家/企業/団体が知恵をだし、
各コーナそれ自体が独立したイベントとして成立し、
しかし纏まって見ると、共通のテーマが浮かび上がって来る仕掛けになっている。


例えば、「朱鷺色」という言葉。
特別天然記念物」に指定されている鳥に由来していることは周知であり、
その生態を映像で見たことのある人は多いだろう。

では、その実物を見て、または朱鷺色に変色した羽を見た経験は
どれほどの人にあるだろうか。

此処では、「保護センター」で地元の学生により採集(=ハンティング)された
美しい羽根が、その採集者の名前と共に、整然と並べられている。


或いは、色とそれにより想起させる文物を多くの人に挙げてもらい、
それを「コレスポンデンス分析」にかけ、二次元上に布置するのは
ありきたりの手法だが、更に一歩進め、三次元空間に展開している。

これは、全き正しい見せ方で、本来であれば須らくこうして表現したいわけだが、
現時点の技術ではムリだからね。

ちなみに、実物はこうなる。

イメージ 2



それ以外にも、日本各地の水を使い、
同一の手法で染色したハンカチを並べ、
水質の違いによる染まり方の差を見る試み。

殆どは、その差が見分けられないが、
一枚だけ、圧倒的に異なる色に染まっているモノがあり、
その水を確認すると、なんと「温泉水」。

成る程ね。
硫黄を始めとして複数の成分が高濃度で含まれているから、
それが色に影響を与えるんだねぇ。


などなど、いや、見ていて、とっても飽きません。

出来れば、もっと人が少ない時に来て、
それ以外の体験もしてみたかった。