RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

#工芸

たくみのたくらみ@たばこと塩の博物館 2012年12月24日(月)

会期は~来月14日(月)まで。 一般の入場料は百円だが、 例によって新聞に掲載された割引券を持参、 半額での入場となる。 場内はそこそこの人の入りで、 事前に想定していた通り。 副題の「~きせる・たばこ盆・たばこ入れにみる職人の手技~」に在る様に…

酒井稚恵/大谷祐里枝 展@LIXILギャラリー 2011年11月20日(火)

平日の訪問は久しぶりなので、 常の通り裏口から入ろうとすると 何と!シャッターが降りている。 ああ、休日以外は、 正面から堂々と入らないといけないんだね。 開催されているのは二つの展示会。 酒井稚恵 -ほうき星、あらわる- 展 会期は~28日(水)まで…

現代の座標@東京国立近代美術館 工芸館 2012年11月17日(土)

こちらも同様に、 誕生日は無料!!なのだ。 一般の入場料は500円。 「工芸をめぐる11の思考」なるサブタイトルが冠されている。 で、矢張り窓口で免許証を提示し 「お願いします」と言うと 「お誕生日おめでとうございます」と返され、 「ありがとうご…

名品展@横浜人形の家 2012年10月7日(日)

最寄駅は【みなとみらい線 元町・中華街駅】だが 自分は【石川町】からの徒歩。 十分ちょっとだろうか。 中途、【元町】の商店街では、 季節柄か路上JAZZライブ等がひらかれており、 雰囲気だけは良い感じである。 当該施設は、所謂、観光さん 向けの様…

-第7回- 人・形展@丸善・丸の内本店4Fギャラリー 2012年9月29日(土)

『丸善・丸の内本店』は商業施設【OAZO】の一階に入り口があり、 その脇には、でっかくイベントの告知が提示されている。 ギャラリーでのイベントは随時開催されているらしく、 当該ページに行けば 終了のものも含め、ずらありと告知が並んでいる。 エスカレ…

花 鳥 間@ポーラ ミュージアム アネックス 2012年9月15日(土)

会場の奥には、本展の主体『松井龍哉』のデザインした 作品が、種々展示されている。 科学ニュースで見たことのあるロボット、 ステーショナリー、航空機デザインまで 大きさも品種も様々だ。 しかし、今回の眼目は、そこには無く、 サブタイトルの「The spa…

藤井秀全/毛塚友梨 展@LIXILギャラリー 2012年7月21日(土)

開催中の展覧会は、 藤井秀全 -Staining- 展 会期は~26日(木)まで、と 毛塚友梨 展 -陶 蒼い心- 会期は~31日(火)まで。 前者はLEDによる極彩色の光りが織り成す 煌びやかな世界。 計四点の展示は、仔細に観ていれば 刻々とその彩りが変化する。 …

並木恒延 漆絵の世界@明治大学博物館 2012年6月30日(土)

母校という訳ではないけれど、 こういった面白そうな告知を紙面に見つければ、 つい反応してしまう、つくづく 物見高い性格だなぁ。 会場の『明治大学博物館』は【明大通り】を 【駿河台下】方面に下る右手に在る 高層の【アカデミーコモン】の地階。 常設展…

一ツ山チエ/村上愛 展@LIXILギャラリー 2012年5月12日(土)

二つの展示が開催中。 一ツ山チエ -大地に、生きる- 展 会期は~5月29日(火) 村上 愛 展 -シノニム~遊戯する陶- 会期は~6月4日(月) ちなみに、 二展とも作者が在廊しておられた。 大迫力なのは前者。 会場に入るなり、バッファローが数頭、 こちら…

清川あさみ|美女採集@スペース オー 2012年4月28日(土)

いや~、これはヒドイ。 勿論、作品ではない。 会場のシキリである。 そんなに、混んでいないだろうと、 高をくくって訪問したら、 あにはからんや長蛇の列。 「何故に?」と思い、しぶしぶ並んだら、 何のことは無い、 頭の作品から観る為の人が渋滞してい…

入江早耶展@資生堂ギャラリー 2012年3月4日(日)

サブタイトルは「ディリーハピネス」。 入館と同時に天眼鏡を渡される。 訝りながら会場内を見渡せば、 資生堂商品のパッケージが積み重ねられた上に ちょこんと小さい作品が鎮座している。 成る程ね。 これだけ小さければ、 必要だわなぁ、 虫眼鏡が。 加え…

POSTALCO Wheel Printer@クリエイションギャラリーG8 2012年1月21日(土)

何ともユニークな展示会。 会期は~2月16日(火)まで。 詳細はWebサイトをあたってもらうとして、 会場内に一歩足を踏み入れれば、 其処は工房さながら。 製作の為の諸般の器具が雑然と配置されている。 そうやって印刷された作品(商品、かな)は 整然…

桝本佳子/今野朋子 展@INAXギャラリー 2011年12月24日(土)

三つの展覧会が開催中。 どれも特色があって、中々に楽しませてくれる。 桝本佳子 -パノラマのうつわ- 展 壺中天とでも言うのか。 焼き物と、他の造形物が、キマイラの様に融合している。 皿と船であったり、壷と街であったり。 勿論、元々の大きさが異な…

加藤大介/斎藤啓司 展@INAXギャラリー 2011年11月26日(土)

加藤大介 -今は見える- 展 斎藤啓司 展 -陶 前者は異形の面を被った、三人の少年の立像。 写真撮影可、だったので。 靴・ズボン・上着と、何れの質感もかなりリアル。 おどろおどろしい面でありながらも、 着衣からは、爽やかささえ感じてしまう。 各々が…

工藤青石展「形と色と構造の感情」@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2011年9月24日(土)

曰く、形容し難い展示会。 先ず、一階では、化粧品の容器の「モック」が展示されている。 モックなので、素材から切り出された、そのままのカタチ。 あるものは白、またあるものは硝子素材。 そのフォルムだけが、ぽ~んと提示される。 一転、地階では、実際…

香りをイメージする香水瓶展@ポーラ ミュージアム アネックス 2011年7月16日(土)

本日が初日の、この展覧会。 かと言って、むちゃくちゃな混雑でもない。 三々五々、人はやって来て、 各人の満足の言葉をはいて帰って行く。 展示されているのは、百点近い香水瓶。 中には、百年ほど前の香水が、 底に残っているものも。 女性にとっては、瓶…

華麗なる日本の輸出工芸@たばこと塩の博物館 2011年5月5日(木)

なんてラッキーなんだろう。 一般の入場料は100円だが、 例によって新聞に付いていた 50円の割引券を持参したら、 入り口脇に、こんな告知が・・・・。 受け付けのお姐さんも、 「本日は無料となっております」 と、丁寧に声を掛けてくれる。 それが、…

あるべきようわ 三嶋りつ惠展@資生堂ギャラリー 2011年4月30日(土)

ギャラリーに続く階段に 足を踏み入れた途端に、 違和感が・・・・。 あら、手摺が白い布でラッピングされている。 しかも所々には同じ素材の長いリボンが提げられている。 館内も、迷路の様に臨時の壁を建て、 その全てが白一色で被われている。 緑の非常灯…

INAXギャラリー  2011年1月22日(土)

西日があたっちゃった。 青木千絵 -URUSHI BODY-展 高柳むつみ 展 -くうきをうつす 磁器/やまびこのアロー- の、二展が開催中。 衝撃的なのは、やはり前者か。 特殊なポリスチレンを形成し、その上に漆を塗っている。 艶々とした質感が、まずもって素晴…

早崎真奈美展 『Dear unexpected visitors』 ~親愛なる予期せぬ訪問者様~@ガーディアン・ガーデン 2011年1月22日(土)

【G8】が改装中なので、こちらに直行する。 第2回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者の個展。 彼女の作品は、切り絵と、それを壁面に映した影で構成される。 例によって繊細に切り抜かれた黒い紙。 それを重ねて映すことで、影からは更に物語が生まれ…

INAXギャラリー 2010年12月18日(土)

下平千夏 -implosion point-展 杉本ひとみ 展 -陶 楽園の実- 幕末の探検家 松浦武四郎と一畳敷 展 入館すると、独特の匂いが鼻を突く。 嘗て、経験したことが無いような、その源泉は、 『下平千夏』の作品。 何と「輪ゴム」だけで生成されている。 数多の…

HEY! SHOES@クリエイションギャラリーG8/ガーディアン・ガーデン 2010年12月18日(土)

二館を利用しての展示は、 丸っきりのチャリティーイベント。 「160人のクリエイターによる履くアート」と惹句にあるように、 個別にデザインされた『PRO-Keds』を 一足8,000円で販売し、その収益を『ユニセフ』に寄付すると言うもの。 サイズ違いが起こ…

小林礫斎 手のひらの中の美 ~技を極めた繊巧美術~@たばこと塩の博物館 2010年12月11日(土)

一般の入場料は百円だが、新聞広告に付いている割引券を持参すれば、 50円で入場可能。 会場内はかなり空いているが、 客層は幅広い。 女性の姿が多いのが、自分としては以外だが。 『小林礫斎』は明治~昭和期の工芸家。 ミニチュア制作は、あくまでも余…

赤摩千穂 WORKS展 「クツ? くつ・・・ それでも靴!」@ポーラ ミュージアム アネックス 2010年12月5日(日)

わははは。これは途轍もなく面白い。 女性の靴は、虫やお菓子に、 子供の靴は、お寿司に、 夫々変容している。 この楽しさは、 先ずは一見しないと、 到底判らないだろう。 虫の靴は、 靴と足型、切り抜かれた生地。 そして足に装着した写真が添えられる。 …

ファンタスマ-ケイト・ロードの標本室@東京大学総合研究博物館小石川分館 2010年12月4日(土)

【茗荷谷】駅を降りたら【春日通り】を渡る。 左手に見える交番の角を右折したら 左手に【筑波大】 右手に【大谷美術館】を見ながら、 やや急な坂を下る。 と、正面に、【小石川植物園】のどん詰まりに 併設されている目的の建物が見えてくる。 植物園の入場…

INAXギャラリー 2010年11月20日(土)

今回の展示は、 田中真吾 -踪跡-展 桑名紗衣子 展 -YAKIMONOワークス“For New Palace”- 前者は、火で焼かれた紙が展示されている。 幾重にも重ねた純白の紙の上を炎が走り、 醜い焼け跡が盛り上り、炭化した紙は縮れ、 今にも吹き飛びそうに危うい。 複数…

EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVES 01@POLA ANNEX 2010年11月20日(土)

「WONDERWALL」と聞けばこれが直ぐに思いつくのだが、 本展でのそれはこちら。 デザインの会社である。 同社が手掛けた店舗の写真・見取り図が、 解説と共にずらっと展示されているのだが、 今回の白眉は、当該店舗の模型。 都合十が並べられ、かなりの壮観…

「特別展 幕末・明治の超絶技巧 世界を驚嘆させた金属工芸―清水三年坂美術館コレクションを中心に」@泉屋博古館分館 2010年11月2日(火)

閉館間際の美術館は比較的空いていて、 落ち着いて鑑賞できることもあり、 割と好きな時間。 訪問時間は15:30。 ~16:30の開館なので、多少追い立てられる感はあるが、 都合により、まま、善しとするさ。 一般の入場料は800円だが、「ぐるっと…

國方善博 展 -黒い陶 Moon Trip- @INAXギャラリー 2010年9月25日(土)

写真にあるように頗る妖しげな物体の展覧会。 素材は鉄の様に見えるのだが、 これが陶器と言うから驚く。 形状は蓮の葉の裏に実が付き、 更にそこから触手が伸びているよう。 触手の本数や葉の形状、 大きさも様々。 昔のSFものの挿絵にある、 地球に襲来…

INAXギャラリー 2010年6月5日(土)

”植物化石-5億年の記憶- 展” ”本堀雄二 -紙の断層 透過する仏-展” ”金 理有 展” 『本堀雄二』のダンボールで作成された仏像が素晴しい。 型抜きされたダンボールを、何層も上手く重ねて、見た目立派な仏像が再現されている。 が、向こうが透けて見える…