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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

『見晴らす展』日本のけしきを彫る人 田中圭介@ポーラ ミュージアム アネックス 2014年6月21日(土)

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会期は~6月22日(日)まで。


で、この作品群たるや激しくユニーク。

樟や桜の樹からミニチュアの風景(ここでは森)を彫り出し
彩色を施している。


最初は、樹の割れ目から、苔がはみ出しているのかと思ったが、
よくよく見れば、それら小さな構成物は
こんもりと茂った木の形をしている。

日本の国土の七割は山だと言うが、
それを体現するかのような、深い翠が繁茂するさまは
見ていてココロが森閑とするようだ。


加えて、ユーモラスな小さい仕掛けも忘れない。

鳥居であったり門であったり、異界への入り口が
さりげなく忍ばされている。

それを目を皿の様にして探すのも
楽しい余禄だ。