RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

#絵画

ACTアート大賞展@The Artcomplex Center of Tokyo  2013年1月6日(日)

会期は~1月12日(土)まで。 恒例の「アートアワード」。 しかし、例年よりも、出展数が少ない気がするが・・・・。 最初から応募人数が少ないのか、 それとも出展を精選しているのか。 二階と地階の全てのフロアーを使用し、 訪問時には丁度審査員達が リ…

シェル美術賞展2012概要@国立新美術館 2012年12月24日(月)

会期は残念ながら本日まで。 昨年までの【代官山ヒルサイド】から、 今年はど~ゆ~訳か、当館が会場に。 それに歩調を合わせる様に、 一般の入場料=400円が設定された。 いや、勿論、以前から有料の催事ではあったのだが、 入口前の専用のラックには、…

琳派芸術Ⅱ@出光美術館 2012年12月2日(日)

一般の入場料は1,000円だが、 割引券を利用して800円で入場。 幾つかディスカウンターを廻っては見たが、 人気物件の様で、この価格でのチケット入手は ムリだった。 当日は、晴れてはいたものの、 東京地方はこの冬一番の寒さ。 なので、それほど人…

Artbility meets 10 designers@クリエイションギャラリーG8 2011年11月20日(火)

会期は~21日(水)まで。 10人のグラフィックデザイナーとアートビリティアーティストによる コラボレーション との副題が付いている。 「アウトサイダーアート」「エイブルアート」「ワンダー・アート」「ボーダーレス・アート」。 色んな言い方をされてい…

没後70年 竹内栖鳳 ―京都画壇の画家たち@山種美術館 2012年11月20日(火)

一般の入場料は1,200円だが 今回は招待券を頂いた。 前・後期に分けられ、 最終日は今月25日(日)。 機会を伺っていたのだが なかなか時間が取れず、 こんな終了間際の訪問になってしまった。 当日は、開場の数分前に着。 定刻に入場したため、 場内…

山本タカト個展@紀伊國屋画廊 2012年10月21日(日)

「ネクロファンタスマゴリア」の副題が付いているが、 当該書籍の刊行記念展。 当日は作家本人も来館しており、 各種購入者にはサインをする という大層なサービスぶりだった。 それが為か、館内はかなりの混雑。 合同展では、嘗てこれほどの人の入りは見た…

描き継ぐ日本美-円山派の伝統と発展@三の丸尚蔵館 2012年10月21日(日)

会期は~11月11日(日)までなのだが、 前・後期に分かれ、以降は 後期展示となる。 休館日が多いので、訪問する時は注意が必要だし、 日や時間によっては、美術に興味の無い観光さんが殆どだったりするので、 ま、環境はさほど良くはない。 それでも、…

第21回奨学生美術展@佐藤美術館 2012年10月13日(土)

『幸田史香』の作品は、前回からの連作だろうか やはり黒い猫が描きこまれ、タイトルは〔夏めく〕。 こやつも同様に、視線は我々からは微妙に外されている。 『西村沙由里』の三連の版画、〔天帰〕〔円月輪〕〔畏れの淵源〕には気圧されてしまった。 取り上…

色浴ノ秋@国立新美術館内ミュージアムショップ 2012年10月8日(日)

枡やお椀、小さな薬缶や貝合わせの中を極彩色の金魚が泳いでいる。 しかし、これが、全て描かれたものだったら、どうだろう? そのカタチに造形したものを予め置いておき、 上からパラフィンを流すのであれば簡単だ、 立体感も造作なく表現できる。 しかし『…

Art Award Next Ⅱ@東美アートフォーラム 2012年9月22日(土)

会期は~9月23日(日)までながら 訪問当日は、これから表彰式などが挙行されるらしく その準備の物音が喧しく、 加えて、登壇者や関係者だらろうか 名札を付けた人達が三々五々集まって来るしで、 とても集中して魅入れる環境ではなかったのが残念。 自分の…

江戸の判じ絵@たばこと塩の博物館 2012年9月17日(月)

一般の入場料は百円だが、 例によって新聞に記載されていた広告添付の割引券を持参し 50円で入場。 三連休のせいか、都内の遊興施設は 映画館を始めとして、どこも相応の人出。 本館とて例外ではなく、 嘗てこんなに人が多く居た事の 記憶が無い程の入り。…

トエハタエ ~十重二十重~@佐藤美術館 2012年9月9日(日)

会期は本日まで。 サブタイトルには 「多摩美術大学大学院 日本画・版画展」 と、ある。 4階には版画が 3階には日本画が 合わせて二十名分が 大作中心に展示されている。 日程の関係だろうか、 自分以外の訪問者の姿も ちらほらと見かけ、 当館での展示に…

第7回グラフィック「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2012年8月25日(土)

予選を通過した6名の作品が展示されている。 『大門光』の〔ゲンガ〕は 会場の壁面に直接でっかく描かれている。 お題は、少女漫画の登場人物の様な、 セーラー服を着た少女。 正面を向いた 大きな瞳の中には白い点。 王道を行っている。 ところが、可愛く…

マウリッツハイス美術館展@東京都美術館 2012年8月16日(木)

人の多い所や行列は嫌いなので、 できれば忌避したいのだが、 これだけは、この機会に行っておかないと 一生観られない可能性があるからな。 幸い、開場時間は(平日で)~18:30に延長され、 HP上にも「只今の(入場までの)待ち時間」が 刻々と表示…

安藤正子―おへその庭@原美術館 2012年8月16日(木)

ふう、暑い熱いと汗を拭きながら、 【御殿山】へのだらだらとした坂を上る。 できるだけ日陰を選んで移動はするが、 気温自体がとんでもない。 こんな日に、こんな駅から離れた美術館には そう多くの人は来ないだろうと高をくくっていたら、 いやはや、何と…

ShinPA!!!!!!東京展@佐藤美術館 2012年7月15日(日)

益々、「!」の数が増殖する同展だが、 明日が最終日。 それが為か、 自分が居る間だけでも五~六人の訪問者を見かけ おお、結構盛況ではないか。 出展者は計26名。 見慣れた名前も多いのだが、 果物が極端にデザイン化された 『堤岳彦』の作品などは 色の…

絵画、それを愛と呼ぶことにしよう vol.3 安藤陽子@gallery αM 2012年6月30日(土)

『gallery αM』は『武蔵野美術大学』が運営するギャラリー。 毎年度、一つのテーマを決め、 それに沿った展覧会が年に数回開かれる。 今年度の共通タイトルは「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」。 その「vol.3」で取り上げられたのは『安藤陽子』。 そう…

第5回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展@ガーディアンガーデン 2012年6月14日(木)

グランプリ受賞者『斉藤涼平』の個展。 タイトルは「This is a picture」。 当日は本人も在廊で 営々とペンを動かし 作品を継続して追加中。 ただ、自分以外に訪問者はおらず、 少々淋しい情景。 ま、時間が時間だからねぇ。 それにしても、いや、笑わせても…

AQUIRAX WORLD-宇野亜喜良の全貌@Bunkamura Gallery 2012年5月27日(日)

本日が最終日。 そのせいもあってか、会場内はかなりの混雑。 しかも、若い単身女性やカップルが多いのは意外で、 本展では 退廃的な作品が少ないのも背景にあるのだろうか。 殆んどの作品にはプライスが付記され、 幾つかには赤丸シール。 数万円から二十万…

開館記念展 現代日本の精華@郷さくら美術館 2012年5月5日(土)

3月27日に【中目黒】にオープンした美術館。 勿論、至近は同駅なのだが、【恵比寿】からでも十分に徒歩圏。 【駒沢通り】の坂をゆるゆると上がり、【槍ヶ先】の角を左折すれば 【目黒川】のたもとに瀟洒な建物が見えてくる。 桜をデザインした打ち抜きパネル…

存在の美学@日本橋高島屋 2012年5月3日(木)

会期は~5月8日(火)まで。 「ー第2回 伊達市噴火湾文化研究所同人展ー」 が実際のタイトルの様で、 同人三人、招待五人、計八人の作品が展示されているのだが、 勿論、お目当ては『石黒賢一郎』、 小品を中心に四~五点が出展されている。 ざっと見渡して…

奥絵師・木挽町狩野家@板橋区立美術館 2012年4月22日(日)

以前から、中々良い企画を行う館と言うことで注視していたのだが、 如何せん、遠い遠い。 今回、初めて行って、ドア・ツー・ドアで一時間半掛かることが判った。 ターミナル駅からの交通費も片道400円弱とかなりのもの。 企画展の入場料は基本600円だ…

画心展@佐藤美術館 2012年4月15日(日)

サブタイトルには「-京都造形芸術大学日本画 selection vol.2-」とある。 計二十五名が出展。 さてその中でも 『幸田史香』の〔春のとなり〕 にグッと来た。 水仙が咲き乱れる横長の画面。 左隅には花に隠れ、先に居る獲物を狙っているのだろうか、 抜き足差…

ロバート・ハインデル展/TOUKO OKAMURA EXHIBITION@Bunkamura Gallery 2012年4月8日(日)

前者は【Gallery】で、 後者は「ヨキカナ」の副題が付き【Box Gallery】で、 会期は共に~11日(水)まで。 『ロバート・ハインデル』の様なざっくりとしたタッチの陰影の強い作品は 好きなんだけど、そのプライスが半端じゃあない。 「シルクスクリーン」…

蠱惑~巧術其之参@スパイラルガーデン 2012年4月8日(日)

本日が最終日だから・・・・、と 勢い込んで来てみれば、 表のポスターには、 「好評につき~13日(金)まで期間延長」 の貼り紙が・・・・。オイ。 と、言っても、平日は来てられないしな。 また、会場内はさほどの混雑でもないので、 それなりの事情が斟…

VOCA展2012@上野の森美術館 2012年3月20日(火)

一般の入場料は500円だが、 今回は頂いた招待券で行って来た。 それにしても、この立地は、 「折角、上野公園に来たんだから、 美術展でも観て行こうか」 と言う人が、ふらりと立ち寄るのに 適してるんだねぇ。 今回、初めて、具体的に その様な会話を耳…

建石修志展@Bunkamura Gallery 2012年3月18日(日)

こちらも本日が最終日。 「leaf/poetryⅡ-表層から紙片の狭間へ-」なるサブタイトルが記されている。 テンペラによる詳細な描写。 錯綜する複数の時空。 ペダンチックなタイトル。 そして、仄かな背徳さを潜めたモチーフ。 好みの要素がたっぷりと詰まってい…

第6回グラフィック「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2012年3月17日(土)

3月9日の公開審査で、最早グランプリは決定しているのだが、 計6名の作品群が展示されている。 例年に較べると、ピンと来る作品は少ないけれど、 強いて挙げると、 『1丁目』の〔せいぎのみかた〕か。 油彩で描かれているのは、 例えば端整な背広を纏った…

武蔵野美術大学 大学院日本画コース修了制作展@佐藤美術館 2011年3月11日(日)

計十名の作品が展示され、何れも大作。 目を惹いたのは、 『高原綾』の〔梟〕 暗い森に思い思いの姿態で佇む 十五羽のフクロウ類(数えました)。 思慮深げなものから、道化の様な顔つきのものまで。 自分にとっては、特に、親近感のある鳥だ 「不苦労」とも…

現代絵画の展望 24の時の瞳@鉄道歴史展示室 2012年3月4日(日)

「後期:この頃」の会期は ~3月18日(日)まで。 出展者は前回同様だが、 何れも直近の作品が展示されている。 『横尾忠則』〔真夜中の晩鐘〕 『ミレー』の〔晩鐘〕の登場人物だけを 現代の日本にタイムスリップさせている。 ところが、その夫婦の在り様が…