一般の入場料は1,000円だが、
割引券を利用して800円で入場。
割引券を利用して800円で入場。
当日は、晴れてはいたものの、
東京地方はこの冬一番の寒さ。
なので、それほど人出は無いだろうと
目論んでの訪問。
東京地方はこの冬一番の寒さ。
なので、それほど人出は無いだろうと
目論んでの訪問。
【有楽町】駅周辺も、案の定、
人影は常に比べれば濃くは無い。
人影は常に比べれば濃くは無い。
会場内も、入場時の13時ちょい過ぎは
さほどの入りとはなっておらず
余裕をもっての鑑賞。
さほどの入りとはなっておらず
余裕をもっての鑑賞。
しかし、次第に混み出し、
(自分が)退出する14時半頃には
そこそこの人の入りに。
(自分が)退出する14時半頃には
そこそこの人の入りに。
早く来て良かった~。

前後期に分かれ、加えて
屏風や掛け軸中心なので、展示数は三十強と
さほど多くはない
(それ以外に工芸品のコーナーが十程度ある)。
屏風や掛け軸中心なので、展示数は三十強と
さほど多くはない
(それ以外に工芸品のコーナーが十程度ある)。
しかし、『抱一』や『其一』の作品群を
これほどの高密度で、纏めて鑑賞する機会は嘗て無く、
そう言った意味でも、場内はかなりの至福空間となっている。
これほどの高密度で、纏めて鑑賞する機会は嘗て無く、
そう言った意味でも、場内はかなりの至福空間となっている。
しかし、個人的に魅かれてしまったのは、
水墨を始めとする、寧ろ淡い彩色の数々。
水墨を始めとする、寧ろ淡い彩色の数々。
例えば、『其一』の〔四季図〕四幅。
夫々は、
〔湊旭日〕〔白雨竹〕〔田家月〕〔雪中雀〕
が春夏秋冬。
夫々は、
〔湊旭日〕〔白雨竹〕〔田家月〕〔雪中雀〕
が春夏秋冬。
夏の白雨に塗れる竹の葉の裏にひっそりと
身を隠す蝶。
身を隠す蝶。
杉に積もった雪が流れ落ち、
それに当たった雀が
瀧にうたれる様に舞い上がる
その一瞬。
それに当たった雀が
瀧にうたれる様に舞い上がる
その一瞬。
何れも、その着想が素晴らしい。
また、〔雑画帳〕を観れば
その写生力の高さに
思わず、ほうっと、溜息が出る。
その写生力の高さに
思わず、ほうっと、溜息が出る。
いいなぁ、いいなぁ。
一点でも、身の傍に
置いておけたらと、
つい叶わぬ願いをもってしまう。
置いておけたらと、
つい叶わぬ願いをもってしまう。
会期は~16日(日)まで。