以前から、中々良い企画を行う館と言うことで注視していたのだが、
如何せん、遠い遠い。
如何せん、遠い遠い。
企画展の入場料は基本600円だから、
そこいら辺を勘案し、二の足を踏んでいたわけだ。
そこいら辺を勘案し、二の足を踏んでいたわけだ。
が、本展は有り難い事に無料。
これは行くしかないでしょ。
これは行くしかないでしょ。
感じの良い外観。
しかし、自虐的な幟がはためいている。
駅から、徒歩十分強かかるもんなぁ。
入り口の自動ドアも、本展仕様に衣装換えされている。
出展数は計二十六。
大部分を屏風が占める。
会場内は三つに分けられているのだが、
「お座敷」と題された畳敷きのスペースには、
展示ケースから出され、素のままの作品が置かれている。
大部分を屏風が占める。
会場内は三つに分けられているのだが、
「お座敷」と題された畳敷きのスペースには、
展示ケースから出され、素のままの作品が置かれている。
素晴しい。
作品の前には座布団も配され、
でんと、座って、顔を近づけ、
十分に堪能することができる。
でんと、座って、顔を近づけ、
十分に堪能することができる。
『栄信』の〔花鳥図〕は
美しい青を背景に、咲き誇る牡丹が
画面一杯に描かれる。
ちょっとみ、西洋画の様な印象。
加えて、花弁も少し暈かし気味に塗られ、
それが却って立体感を生んでいる。
美しい青を背景に、咲き誇る牡丹が
画面一杯に描かれる。
ちょっとみ、西洋画の様な印象。
加えて、花弁も少し暈かし気味に塗られ、
それが却って立体感を生んでいる。
一つ一つの作品には、
作者の来歴とそれ自体の解説。
それも『探幽』の〔富士山図屏風〕なら
「いい眺めだなあ」と言った
今風の「新タイトル」を付け
若年層にも興味を持ってもらう工夫が
満載(漢字には、ふりがな、振ってあるし)。
作者の来歴とそれ自体の解説。
それも『探幽』の〔富士山図屏風〕なら
「いい眺めだなあ」と言った
今風の「新タイトル」を付け
若年層にも興味を持ってもらう工夫が
満載(漢字には、ふりがな、振ってあるし)。
気に入った、ここ。
時間とお金を掛けて来る価値が
十二分ある。
是非、また来たい。
時間とお金を掛けて来る価値が
十二分ある。
是非、また来たい。