
入り口プレートを拡大。
奥にポスターも見える。

門に張られたポスター。

建物脇にもすっきりとしたアクリル看板。

そして建物の全景。お洒落だなぁ。
夫々一階と二階に展示されているのだが、
この両者、補完関係というか、相互に影響しあっている。
この両者、補完関係というか、相互に影響しあっている。
一階は、剥製やホルマリン漬けの標本、
骨格標本が整然と並ぶ。
しかも、名前等のプレートが一切付けられておらず、
かなり不親切。
が、目前のものを純粋にモノとして見る時に、
却ってその名称が邪魔になることは確かにある。
ここでは、我々は、置いてある物体に対して真正に
向き合うことになる。
骨格標本が整然と並ぶ。
しかも、名前等のプレートが一切付けられておらず、
かなり不親切。
が、目前のものを純粋にモノとして見る時に、
却ってその名称が邪魔になることは確かにある。
ここでは、我々は、置いてある物体に対して真正に
向き合うことになる。
また、一階には建物の模型等も展示されている。
二階が主に後者の展示となる。
下地にあるのは一階と同様の博物や機器。
それと混ざり合うようにして『ケイト・ロード』の作品が置かれている。
片や時代を経ているモノ、
片や極彩色の妖しげなオブジェで、
どう見たって、同一とは思えない。
キッチュであり、フェイクだ。
下地にあるのは一階と同様の博物や機器。
それと混ざり合うようにして『ケイト・ロード』の作品が置かれている。
片や時代を経ているモノ、
片や極彩色の妖しげなオブジェで、
どう見たって、同一とは思えない。
キッチュであり、フェイクだ。
オブジェ自体は、
珊瑚を思わせるもの、
骨を思わせるもの、
剥製や骨格を思わせるもの、
人体のパーツを思わせるものと多様だが、
その色彩は勿論”有り得ない”。
珊瑚を思わせるもの、
骨を思わせるもの、
剥製や骨格を思わせるもの、
人体のパーツを思わせるものと多様だが、
その色彩は勿論”有り得ない”。
しかし、その様なモノが、
しらっと標本と一緒の中に紛れ込み
並べられている。
しらっと標本と一緒の中に紛れ込み
並べられている。
ガラス器の中に収められた妖しい作り物の動物は、
どう見ても複数をキメラにした人魚。
鮮やかな背景に(それこそ映画〔リトルマーメイド〕の様に)、
浮かんでいる。
その醜悪な肢体は
この世のものであってはいけない。
どう見ても複数をキメラにした人魚。
鮮やかな背景に(それこそ映画〔リトルマーメイド〕の様に)、
浮かんでいる。
その醜悪な肢体は
この世のものであってはいけない。
ただ、当該空間に馴染むと、
次第に違和感が無くなる。
寧ろ、其処に在るのが当たり前の様に思えるパラドクス。
自らの中の黒い忍び笑いが込み上げて来るのだ。
次第に違和感が無くなる。
寧ろ、其処に在るのが当たり前の様に思えるパラドクス。
自らの中の黒い忍び笑いが込み上げて来るのだ。
植物園の散策後に、ここに辿り着くのだろう。
不意を突くように展開されたオブジェの在り様は、
彼ら、彼女らの目に、
どんな風に映ったのだろう。
不意を突くように展開されたオブジェの在り様は、
彼ら、彼女らの目に、
どんな風に映ったのだろう。