『本堀雄二』のダンボールで作成された仏像が素晴しい。
型抜きされたダンボールを、何層も上手く重ねて、見た目立派な仏像が再現されている。
が、向こうが透けて見えるようにスカスカ。
内部に納められた、小仏像も(これもやはりダンボールで再現されているのだが)キッチリ拝めてしまう。
相当の距離を取って見れば、本物と見紛うばかりの出来。
影だけを見ても、実物がそこにあるものと、勘違いするだろう。
型抜きされたダンボールを、何層も上手く重ねて、見た目立派な仏像が再現されている。
が、向こうが透けて見えるようにスカスカ。
内部に納められた、小仏像も(これもやはりダンボールで再現されているのだが)キッチリ拝めてしまう。
相当の距離を取って見れば、本物と見紛うばかりの出来。
影だけを見ても、実物がそこにあるものと、勘違いするだろう。
本尊をしっかり採寸し、正確に再現しているのだろう。
記憶にあるままの形の仏像達は、しかしその素材故、
ワイヤーで宙に吊られ、浮遊している。
それが却って、非日常の在り方を体現している逆説。
信仰や神々しさって、何処に依るのだろうと、
今更ながらに思ってしまった
記憶にあるままの形の仏像達は、しかしその素材故、
ワイヤーで宙に吊られ、浮遊している。
それが却って、非日常の在り方を体現している逆説。
信仰や神々しさって、何処に依るのだろうと、
今更ながらに思ってしまった