RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

たくみのたくらみ@たばこと塩の博物館 2012年12月24日(月)

会期は~来月14日(月)まで。

一般の入場料は百円だが、
例によって新聞に掲載された割引券を持参、
半額での入場となる。

場内はそこそこの人の入りで、
事前に想定していた通り。


副題の「~きせる・たばこ盆・たばこ入れにみる職人の手技~」に在る様に、
同館が所有し、しかもお得意の分野の展示
おおたなざらえな感じで開帳されている。

しかも、展示されている全ての作品が、
微にいり細にいりの仕事で、
観ていて飽きない飽きない。

美しさと用を兼ね備えた
手練の技なのだ。


それを代表するのが
尾張徳川家」由来の逸品の数々。
大名物と称されるそれらは、
豪奢などと言うありきたりな言葉では表現できないほど、
前に立つだけで、魅入られた様に、
ほうっと吐息が出てしまう。

一方、庶民が使っていた品々も
素朴さの中にも粋や奇を感じさせるし、
富裕層の持ち物に至っては、
驕った造りになっているのが、
一見して判る。


展示の仕方も、周囲のケースに加え
アイランド型に幾つもの展示ケースを配置し
四方八方から拝見できる。

また「たくらみどころ」として
見どころのポイントが随時提示されているのも親切だ。