「~2大巨匠の周年祭~」とサブタイトルに在るように、
二人の漫画家にとって、
〔アトム〕連載開始、画業開始、
共に六十年と言う
記念の年にあたるよう。
で、版画と表記されてはいるが、特殊な印刷方法らしく、
キャンパス地にインクが盛り上がる様な質感でタッチが再現されている。
『
松本零士』のそれは、小さいものが七万円程度、
大きくなると二十万円を超え、更に自筆のイラストサインが付加されると
プラス数万円のプライシング。
中には、極彩色の肉筆画も展示され、
こちらは価格が二百万円台に跳ね上がる。
一方、『
手塚治虫』は物故者なので、
展示されている数も少なく、
版画主体ではあるものの、中にはセル画も並べられており、
こちらは背景ナシで数万円と言ったところ。
何れもが、有名なキャ
ラクターが題材となっているからか、
かなりの作品に丸シールが付けられていた。
会期は~8月14日(水)まで。