平野敬子展＠クリエイションギャラリーG8 2013年4月20日（土）

「第15回亀倉雄策賞受賞記念」が冠され、
「Vision and Realization」との副題が付いている。

会期は～ 4月26日（金）まで。

入り口脇の小部屋には『東京国立近代美術館』の
６０周年記念マークが、暗闇の中のぼうと浮き上がっている。

どうやら、これを主とする一連のデザインが
受賞対象の様だ。

で、入って直ぐの部屋には、
迷路様に台が設えられ、その上には何も乗っておらず、
思わず首を傾げてしまう。

訝りながら、奥のスペースへと進めば、
其処には、先ほどの同じように設えられた台。
しかし、今度は何かしらが置かれているのが見て取れる。

おう、これはこれは、
先の美術館で、ここ暫くの間に開催された美術展の
インビテーションカードではないか。

仔細に見て行けば、自分も年に最低一回は訪問しているわけで、
それらを含めた、懐かしいタイトルも散見される。

通常の美術展とは、ちょっと趣きを異にするけど、
なんか、いいなぁ、こ～ゆ～のって。

ただ、会場内はガラ空き。
来場者は殆どナシだ。

そりゃ、そーだわな。
会場内をうんうんと頷きながら観て廻っている
自分の様な人間の方が、よっぽど変だと思う。