界隈で昼食を摂るのは、随分と久方ぶり。
一年以上来ていないのではないか。
標題店は嘗て『匠屋』があった場所と記憶。
店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。
13:15の着で満席。一旦、中に入り
食券を買い店員さんに渡してから外待ち。
5分ほどで入店。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一で、
タイミングが悪かったよう。
券売機は入り口左手。
食したのは、
珀(しろ)白醤油ベース〔無加調〕+麺大盛 。
値段は830+150で980円。
背脂の有無を聞かれるので
ここはアリでお願いする。
着席から5分の待ちで供された一杯。
背脂は一面を覆うも、盛り盛ではない。
チューシューはトランプ大。
ロースとバラが各一。
どちらも軟らかく、味も適度に染みている。
とりわけバラの脂はじゅわっと美味しい。
メンマは濃い色味の極細。
軽い味付きにこりこり歯触り。
好きなタイプで量も多く嬉しい。
中央には葱が多目に。
向かって左上部には微塵の玉葱。
麺は中、やや細、薄めの平、縮れ。
表面滑らかでずるっと啜れ、もっちりな噛み応え。
そして、鹹水を使っているのだろうか、
特有の残り香あり。
量は200g強。
スープのベースは豚骨と思われ、
鶏ガラや乾物魚介も入るか。
白醤油とのことで《塩》を思わせる色味に、
あっさりな飲み口。
無加調とのこともあり、仄かに鹹さを感じる程度の薄口。
背脂と葱、玉葱を追い掛け、蓮華で六割ほどを飲む。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
《朱(あか)たまり醤油ベース》の方が濃口のようで
自分には合っていたかもしれぬ。