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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

トマシェフスキ展 世界を震わす詩学@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2013年12月7日(土)

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タイトルの主はポーランドのポスター制作者で
八年前に物故している。
いわば、回顧展の趣き。

スタイルは東欧やロシア系に良くある
赤を使った骨太のかっちりしたそれを想定していたのだが、
ちと外れている。

展示されているのは、
演劇・映画・イベントのポスターが主体で、
一部雑誌に掲載された風刺画然としたものも有り、
言葉は当然理解できないものの、
何と無くエスプリが効いて面白そう。


映画や演劇であれば、既知のタイトルで
それ以外の記憶に有るモノと引き比べられ、
アマデウス〕はそのものズバリの横顔があしらわれ
納得納得なのだが、
市民ケーン〕、なんか違う作品になってはいないか?


基本は太い文字に太い線、
どっしりとした構成が何れも好ましい。


そんな中で『ヘンリー・ムーア』展。
これは名前を読まなくても、主題が見えて来る素晴らしい一品。