暑い暑い暑い暑い。
こう暑いと食味はやはりさっぱり系を志向する。
しかし、一方で栄養、特に蛋白質は十分に摂取したいところ。
当日は事前に予約、
料理+呑み放題で五千円のコースを組んでもらう。
料理+呑み放題で五千円のコースを組んでもらう。
店内は、ほぼ使われてないカウンターにテーブルが二卓と小上がり。
我々意外の客は二組で、
さっと豆腐を食べ、さっと引き上げる。
さっと豆腐を食べ、さっと引き上げる。
ある意味、粋かもしれない。
《冷奴》
氷も浮かべられ、何とも涼やかだ。
豆腐は絹。
当然、表面は滑らか。
添えてある大振りの竹串を刺して持ち上げるのだが、
どうしてどうして、しっかりとした造り。
程好い硬さが心地好い。
大豆もふうわりと薫る。
豆腐は絹。
当然、表面は滑らか。
添えてある大振りの竹串を刺して持ち上げるのだが、
どうしてどうして、しっかりとした造り。
程好い硬さが心地好い。
大豆もふうわりと薫る。
ただ、醤油主体のつけダレは少々凡庸だけれどね。
《豆腐の唐揚げ》
なにこれ!
ホントに豆腐なんですか?
食感といい、味付けといい、
鶏の唐揚げ、そっくりなんですけど!!
精進料理の手法に、この手ものがあるとは聞いていたけど
実際に賞味するのは初めて。
それにしても旨すぎる。
一旦、揚げたものに再度火を通したのだろうが
ほの暖かさが、更に美味しさを増している。
ホントに豆腐なんですか?
食感といい、味付けといい、
鶏の唐揚げ、そっくりなんですけど!!
精進料理の手法に、この手ものがあるとは聞いていたけど
実際に賞味するのは初めて。
それにしても旨すぎる。
一旦、揚げたものに再度火を通したのだろうが
ほの暖かさが、更に美味しさを増している。
《胡瓜の浅漬け》
これが、たっぷりと出される。
元々、さっぱりしたものばかり食べているわけだが、
箸休め、と言うか、味の転調には、もってこい。
元々、さっぱりしたものばかり食べているわけだが、
箸休め、と言うか、味の転調には、もってこい。
ネタは三種。飛竜頭・厚揚げ・大根。
何れも美味い出汁にたっぷりと煮ふくめられつつも、
素材本来の食感や味は失ってはいない。
上々の処理。
ベースの豆腐が良く出来ているからこその味だろうな。
何れも美味い出汁にたっぷりと煮ふくめられつつも、
素材本来の食感や味は失ってはいない。
上々の処理。
ベースの豆腐が良く出来ているからこその味だろうな。
《おでん》
ネタは、竹輪・蒟蒻・玉子・さつまあげ。
やっぱり、《おでん》の味なんだな。
玉子は硬茹でながら味がしっかり沁みているし、
竹輪も出汁をたっぷり吸っているしで、
もう、満足満足
竹輪も出汁をたっぷり吸っているしで、
もう、満足満足
最初から最後まで、
豆腐類及びそれを素材にした料理で終始し、
基本スタンスが一本きちんと通っている。
豆腐類及びそれを素材にした料理で終始し、
基本スタンスが一本きちんと通っている。
殆ど料理は造り置きだが、
夏は冷たいまま、冬は温めて、夫々が供されるのだろう。
夏は冷たいまま、冬は温めて、夫々が供されるのだろう。
それにしても、店主の日本酒好きは相当なもので、
こちらの出身や好みを上手く聞きだし、
次々と薦めて来る。
こちらの出身や好みを上手く聞きだし、
次々と薦めて来る。
我々も調子に乗って、次々と猪口を空け、
呑み放題にしなかったら幾らになったんだろうと
ちょっと背筋が寒くなったのと、
店の側は原価割っちゃたのでは?と、心配になってしまった。
呑み放題にしなかったら幾らになったんだろうと
ちょっと背筋が寒くなったのと、
店の側は原価割っちゃたのでは?と、心配になってしまった。
評価は、小料理屋基準の☆五点満点で
☆☆☆★。
☆☆☆★。
《豆腐の唐揚げ》はまた食べたいと思った。
多分、家では作れない味。
多分、家では作れない味。