呑みに行く日はかなり前に決めていたものの
どのお店にするかの選択は直前。
どのお店にするかの選択は直前。
たまたまテレビで「今年は秋刀魚豊漁」のニュースを
三人のうち二人が見たものだから、
じゃあ魚の美味しそうな店にしようよ、と。
三人のうち二人が見たものだから、
じゃあ魚の美味しそうな店にしようよ、と。
二日前の予約があっさり通りはしたものの、
当日は次から次の来客で店内はかなりの賑わい。
当日は次から次の来客で店内はかなりの賑わい。
タイミングによっては満席で
入れない人たちもいたようで。
入れない人たちもいたようで。
前回の轍を踏まぬよう、一番安いコースを選択し、
お好みで数品を追加しようとの算段。
お好みで数品を追加しようとの算段。

《鮟肝》
お通しがこれだから恐れ入る。
濃厚さはにはやや欠けるけど
大振りな二切れが入っている。
大振りな二切れが入っている。
ポン酢の酸味も程よく、上々の滑り出し。

《刺身三点盛》
カンパチ、鰤、鰹、
何れも厚く切り出されてたっぷりした口当たり。
何れも厚く切り出されてたっぷりした口当たり。
特に鰹の香りのよさは出色もの。
表面の炙られ具合も良い感じ。
これでご飯を食べたい。
表面の炙られ具合も良い感じ。
これでご飯を食べたい。

《新鮮無農薬野菜サラダ》
見かけは何の変哲もないけれど、
葉っぱものは厚みがあって味が濃く、
トマトは甘々。
葉っぱものは厚みがあって味が濃く、
トマトは甘々。
唯一残念だったのは、ドレッシングの酸味が強すぎたことくらいか。

《鰯の塩焼き》
丸々として見るからに美味しそう。
皮目はぱりぱりで身はほっこり。
皮目はぱりぱりで身はほっこり。
背骨と尻尾と頭の一部だけを残して
綺麗に食べ切ってしまう。
綺麗に食べ切ってしまう。

《アジフライと鶏唐揚》
本日のコースでの唯一の肉料理が
この鶏唐揚げ。
からりと揚がってなかなか美味しい。
この鶏唐揚げ。
からりと揚がってなかなか美味しい。
鯵フライは身も厚く、衣の加減も良かったのに
鱗の処理が拙くて、口や喉に貼り付き
かなり不快な思いをする。
鱗の処理が拙くて、口や喉に貼り付き
かなり不快な思いをする。
後は寿司とお椀だと言うことなので
当然、お腹はくちくならず、追加オーダーをすることに。
当然、お腹はくちくならず、追加オーダーをすることに。

《秋刀魚塩焼き》
今日はこのために来たようなもの。
一年ぶりのお楽しみ。
一年ぶりのお楽しみ。
すっとしたフォルムが美しい。
それ故、脂の乗りはイマイチ。
どちらかと言えばすっきり系。
それ故、脂の乗りはイマイチ。
どちらかと言えばすっきり系。

《本日のあら煮》
あら とは言えども身もしっかりと付いており
食べ応えあり。
食べ応えあり。
何よりも一緒に煮込まれている大根が旨味を吸って
もう堪らん。
もう堪らん。

《豆鯵南蛮》
ネーミングの妙だろうね、これは。
小さい魚の使い道としては、なかなかに良く出来ている。

《シラス豆腐》
釜揚げのシラスが一掴み。
当然のように豆腐には合うよね。

《出汁巻き玉子》
二切れですけど良いですか?とは
事前の確認。
事前の確認。
でも一切れがこれだけ大きければ無問題。
出汁と甘みの折衷タイプ。

《寿司三貫》
赤っぽい色が揃っている(笑)
シャリもネタも大きめで
お腹が一杯になる。
お腹が一杯になる。

《お椀》
一転して具が少なっつ。
でも小海老のぷちぷち感はまずまず面白い。
でも小海老のぷちぷち感はまずまず面白い。
これだけ飲み食いして一人当たり4,600円は
驚愕の(安い)払いでしょ。
驚愕の(安い)払いでしょ。
評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。
☆☆☆☆。