RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

いと井@東京ラーメン横丁 2023年1月15日(日)

期間限定出店の『ひらこ屋』を目指したのだが、
今日も入れてあと二日間のお尻のせいか、
10:55の店頭着で既に店内は満席、
列は「ここまでで30分待ち」の所まで伸びている。

実際はそこまでは掛からないだろうけど、
今日はあまり時間の余裕はなし。


まぁ、こういう時でも、地下街には
たっぷり候補店があるのは嬉しい。

標題施設では唯一の未訪店へ。

店内は厨房を囲むL字型十四席のカウンター。
10:58の着で先待ちは二。その後、
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。

まぁ、あの『風雲児』ですら待ちはなく、
『豚山』に並びが出来ている状況をどう見るか、だが。


券売機は店の外。

食したのは、
味噌らーめん大。
値段は950円。

食券を渡すと「モヤシ大盛り無料です」との声掛けに、
即座にお願いする。


ずこずこと、中華鍋をふるう音が聞こえ、
火の手も上がる。

5分ほどの待ちで供された一杯。

白味噌なのね。


増したモヤシは良い感じに盛り上がり、
頭頂部には葱もトッピング。

ラードと強い火力で炙られ、
香ばしく、しゃきっとした歯応え。

量も多いし、半分はそのままをハフハフしながら、
もう半分はスープに沈め、味を沁み込ませていただく。


チャーシューは花札大。
バラ肉が一枚。


メンマは濃い色が付き、程良い発酵味。
繊維がはらりと解れる歯の通り。


麺は中、やや細、縮れ。
透明感がありつるぷり食感。

ただ少々軟らかめの茹で加減で、
歯応えの点では頼りなさげ。

滑らかな口当たりで、
喉にも心地好い。

量は200g弱か。


スープは熱々の味噌味で
挽肉もたっぷり。

生姜と大蒜の味も適宜、
まったりと濃厚なコク。

ミルキーで舌触りも良く
半分ほどを飲むが、
やはり穴開き蓮華は欲しいところ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


その客の入り具合から
あまり期待してなかったのだが、
予想を裏切る美味しさ。

とは言え味のバリエーションが無いので
《つけ麺》や《まぜそば》が出されないと
再訪はしないだろうけど。