十日前にオープンの新店。
近隣に飲食店を多店舗展開する
「梅林」の系列とのこと。
場所は、改札を出て左手に。
【ぷらもーる梅屋敷商店街】を50mほど入った右手。
店内は厨房に向いた逆L字型八席のカウンター。
11:25の着で先待ちは二。その後
食べ終わって出るまでの来客は十二で
外待ちができる。
券売機は入り口左手。
食したのは、
ŌNORI味玉入り大盛。
値段は950円。
並・大は同料金も
ボタンは別。
しかし、念のため口頭で
「大盛り同料金ですがいかがですか」と確認する
丁寧な応対。
ロット四杯で、
7分の待ちで供された一杯。
前面を覆う、バラ海苔の量が凄い。
スープからの湯気が
磯の香りを持ち上げ、鼻先迄運んで来る。
さすが、大森+海苔を店名にしただけのことはある。
海苔をどかすと、その下にはチャーシュー。
短冊大のロース肉が二枚。
3㎜ほどの厚みで、箸で持てばはらりと解れるが、
それでいて肉々しい味。
メンマは濃い色付きで量も多い。
柔らかく発酵香もする。
青菜がちょこんと盛られている。
茎の部分なので、しゃくしゃくの歯応え。
トッピングの玉子の表面は濃い色付き。
半分に割れば、黄身はどろりする茹で加減。
出汁も強めに沁み、濃厚で美味しい。
麺は、中、やや太、捻じれ。
表面はつるんとしている。
ずずっと啜れば、最初ごわりとした感触。
歯を立てると芯には粉っぽさがある
もっちり食感。
量は200g強あり、十分にお腹に応える。
「新宿だるま製麺」謹製の札が店頭に置かれている。
スープは乾物魚介系の醤油。
色見は薄く、ややの塩味もあり、
お吸い物のよう。
次第に海苔の薫りと磯の味が溶け出し
味が支配的になるのは致し方無いところか。
その為の味変用の調味料も
卓上には置かれているし。
とは言え、浮遊している海苔を追いかけての完飲は久々。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
コスパも良いし、気持ちも上がる一杯。
これでスープに工夫があれば、パーフェクトでは。