RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ŌNORI@梅屋敷 2023年4月1日(金)

十日前にオープンの新店。
近隣に飲食店を多店舗展開する
「梅林」の系列とのこと。

場所は、改札を出て左手に。
【ぷらもーる梅屋敷商店街】を50mほど入った右手。

店内は厨房に向いた逆L字型八席のカウンター。

11:25の着で先待ちは二。その後
食べ終わって出るまでの来客は十二で
外待ちができる。


券売機は入り口左手。

食したのは、
ŌNORI味玉入り大盛。
値段は950円。

並・大は同料金も
ボタンは別。

しかし、念のため口頭で
「大盛り同料金ですがいかがですか」と確認する
丁寧な応対。


ロット四杯で、
7分の待ちで供された一杯。

前面を覆う、バラ海苔の量が凄い。

スープからの湯気が
磯の香りを持ち上げ、鼻先迄運んで来る。

さすが、大森+海苔を店名にしただけのことはある。


海苔をどかすと、その下にはチャーシュー。

短冊大のロース肉が二枚。
3㎜ほどの厚みで、箸で持てばはらりと解れるが、
それでいて肉々しい味。


メンマは濃い色付きで量も多い。
柔らかく発酵香もする。


青菜がちょこんと盛られている。
茎の部分なので、しゃくしゃくの歯応え。


トッピングの玉子の表面は濃い色付き。
半分に割れば、黄身はどろりする茹で加減。

出汁も強めに沁み、濃厚で美味しい。


麺は、中、やや太、捻じれ。
表面はつるんとしている。

ずずっと啜れば、最初ごわりとした感触。
歯を立てると芯には粉っぽさがある
もっちり食感。

量は200g強あり、十分にお腹に応える。

「新宿だるま製麺」謹製の札が店頭に置かれている。


スープは乾物魚介系の醤油。

色見は薄く、ややの塩味もあり、
お吸い物のよう。

次第に海苔の薫りと磯の味が溶け出し
味が支配的になるのは致し方無いところか。

その為の味変用の調味料も
卓上には置かれているし。

とは言え、浮遊している海苔を追いかけての完飲は久々。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


コスパも良いし、気持ちも上がる一杯。

これでスープに工夫があれば、パーフェクトでは。