RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

えぞ菊 御徒町店@御徒町 2024年1月28日(日)

創業五十年にもなる老舗。
「@高田馬場」店も含め未訪は、
自分の中での《味噌》の優先順位が低いため。


【南口】に出て高架下を【秋葉原】方面に進んだ左手。

店内は厨房を囲むコの字型十五席のカウンター。

10:59の店頭着で先待ち一人。その後
食べ終わって出るまでの来客は九。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後にカウンター越しに。

食したのは、
味噌+麺大盛。
値段は900+100で1,000円。


そこから5分の待ちで供された一杯。

モヤシの盛りがなかなか。
ちょっとした{G系}よりもよほど気前が良い。


ラードでさっと炒められ芳ばしい。
熱々ではなく、ほの暖かくほっくり。

金属製の蓮華でスープを回し掛け、
わしわしと食べて行く。

美味しい。


向こう側には軟らかい若布が一つまみ。


メンマは量が多い。
甘味が仄かに付き、繊維が軽く解れる。


チャーシューは花札大、5㎜厚が二枚。
ロース肉はみっしりと肌理が細かく、
味噌っぽい下味も付いている。


麺はやや細、ストレート、軽くウェーブ。
黄色の発色は仄か。

芯まで茹る軟らかもっちっりな加減。
勝手につるぷりを考えていただけに
これはちょっと意外。

量は200gほど。

「松本製麺」の麺箱が店内に積まれている。


スープの味噌は尖りも無く鹹さも軽め。
ほっとするような懐かしい味。

炒めた肉味噌や大蒜は無く、
温和な舌触り。

とは言え、半分だけを飲むにとどめる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


自分の隣に陣取ったオジサンは
昼前からビール大瓶二本を呑んでいた。

さすが「御徒町」。
客層もほぼほぼ高齢者だし。