ほぼ三年ぶり、四度目の訪問。
限定で《まぜそば》を出しているようにも聞いたのだが、
今日はないのね。火曜日じゃないからか?
店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター。
12:50の入店で先客は七。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。
券売機は入り口左手。
食したのは、
濃厚豚骨つけ麺。
値段は850円。
この蒸し暑さだと、やはり汁モノは辛い。
食券を渡すと茹で時間が掛かること、つけ汁に柚子が入ること、
及び麺量の確認が。
通常でも中盛りまでは無料も、ランチタイムは大盛り迄もサービスになるらしく、
夫々200・300・400の各グラムとのこと。
さすがに茹で後の表示じゃないだろうと、
中盛りをお願いする。
14分ほど待って
麺とつけ汁が同時に供される。
つけ汁が凄い濃度なのは、
トッピングされた魚粉の沈み具合からも見てとれる。
粘度高く、やや魚介が立った旨味。
軽く甘さもあり、時折ピリ辛も走る。
柚子片は底に沈み香りが良い。
熱々で麺への絡みも凄いので、
食べ終わる頃にはほぼほぼ無くなってしまう。
麺は中、厚みある平、ストレート。濃い麦色。
綺麗に整えられ、盛り付けられている。
表面はやや粗めも、瑞々しいのでつるりと啜れ、
歯を立てればむちむちな噛み応え。
麦の旨味が滲み出し、
喉越しも心地好い。
量は300gはないんじゃないか。
低温調理の鶏胸肉の削ぎ切りが二枚。
しっとりとしている。
トランプ大の海苔一枚は
黒々とし、香りが良い。
つけ汁の中にはコリコリ食感のメンマ、
チャーシューの切り落とし少々、
大き目微塵の玉葱も入る。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
多少の値上げはされているものの、
見た目の寂しさは変わらない(笑)。
でも、麺とつけ汁のパワーは増しているんじゃないか。