RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば つけめん 玉@新宿 2020年1月17日(金)

【新宿】にできた「玉グループ」の新店。

できるだけカバーするようにはしているものの、
何かしらの新機軸が無いとなかなか食指は動かない。

標題店のウリは「店内で打ち立ての自家製麺
注文ごとに切り出す」オペレーション。

同様のシステムには良い記憶しかなくて、
こことか、


 こことか。


混むとイヤなので、できるだけ早い時間での入店を目指す。

それにしても駅から遠いなぁ。
【リンクスクエア新宿】一階のテナントとして入る。
【代々木】からの方が近いんじゃないか。

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店内は中央に衝立がある八人が向かえるテーブルが二卓、
四人掛けのテーブルが二卓、二人掛けが一卓。

開店と同時11:00の入店でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は九。急に混みだすのは
近隣の会社の昼休み時間の設定によるのかな。


券売機は入り口右手。

食したのは、
つけめん。
値段は900円。

デフォでも随分と高い値付け。
何かトッピングを付けても、或いは大盛りにしても千円を超えちゃう。


食券を渡してから9分ほどで
麺とつけ汁が同時に供される。

 

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麺は中、縮れ。透明感があり表面はぴかぴか。
つるんと滑らかな口当たり、もっちりとした噛み応え。
麦の香りも心地好い。

が、先に挙げた二店ほどの特色があるかと言えば
そこまでの酔心性はなくて、やや期待外れ。

いや、勿論ね、美味しいんですよ。
「玉」のグループらしいクオリティ。

量は200gちょっとあるだろうか。

 

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つけ汁の上には削りたての花鰹がたっぷり。
薫りがぷんと漂って来る。

つけ汁自体は動物系をベースに濃厚な魚介な旨味。
粘度も高く、麺ともよく絡む。

甘みは控え目、魚介の味が強く
足された鰹節のせいか尖りのある鹹さもちらほら。

でもありがちな同系とは一線を画す美味しさ。

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三種ある割りスープから「柚子」を選択。。

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それほど柚子感はないもの、このつけ汁には合っている。
気持ち良く完飲。

 

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チャーシューは大人の掌大、厚みのあるバラ巻が一枚。
ほろほろと軟らか。

メンマは拍子木状。濃い色と味付き。
軟らかな噛み心地で量も多い。

 

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海苔はトランプ大が一枚。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


よく練られた戦略に乗って供される一杯。
安定のクオリティ。