先月末に【ニュー新橋ビル】の【一階】にオープンの新店。
店内は二人卓が十八席。
12:45の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。
オーダーは店の奥で先会計。
「受け渡し口」と書かれたコーナーもあったので
開店したての頃はセルフサービスだったのかしら。
それも今は名残で、
ちゃんとお姉さんが配膳と後片づけをしてくれる。
食したのは、
淡麗つけ麺。
値段は900円。
大盛り無料とのことなので、
オーダー時に迷わずにお願いする。
後でメニューを詳細に見ると
胚芽麺も選べるようだけど、特にその旨の案内はナシ。
7分ほどで麺とつけ汁、薬味の入った小皿が
四角い盆にセットされ供される。
麺は中、やや細、捻じれ。
軟らかめの茹で加減。
芯までしっかり火が通り
もちもちの噛み応え。
表面は滑らかでつるりんと啜れる。
量は確かに300gほど。
つけ汁は魚介醤油。
黒色に近い色味でさらさら。
鶏白湯ベースとの案内も
醤油の鹹さと尖りと甘み、魚介の旨味が前面に出、
淡麗とは思えぬほどの強さ。
表面には刻み海苔が浮遊する。
中途、白葱、青葱、柚子片等の薬味を投入するも、
元々の鹹さに押されてあまり機能せず。
食べ終わるころを見計らい、
ポットに入った割りスープが供されるのだが、
それを注ぐと漸く柚子の香りが立ち良い塩梅になるくらい。
チャーシューは5㎝四方、1.5㎝厚で存在感あり。
軟らかく煮込まれ繊維がほろりと崩れる軟らかさ。
薄い甘みが沁み、そのままよりも
つけ汁に浸した方が美味しい。
メンマは細目が大量に。
しゃくしゃくした歯触り。
胡麻油も香り、ナムルのような味わい。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
淡麗でこれだけの鹹さなら
濃厚だとどんな凄いコトになるんだろ、と
逆の意味で興味がわく。