『灯花』の系列はイマイマどの程度の出店数なのだろうか。
その中でも、標題店は昨年秋にオープンした未訪店の一つ。
店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター、
四人掛けのテーブルが四卓。
11:20の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの十と、なかなかの繁盛ぶり。
券売機は入口右手。
食したのは、
淡麗塩つけ麺中盛。
値段は990円。
並+70円で中盛は
なかなかに良心的。
食券を渡してから8分ほどの待ちで
麺とつけ汁が同時に供される。
いかにも『灯花』らしい見た目。
そう思わせる麺線。
綺麗に整えられている。
刻み海苔がちょこんと盛られ、
柚子胡椒も添えられ。
とりわけ後者は塩には合うに決まっている。
ゆるゆると溶かし味変。
麺は中、やや細、平、ストレート。
表面は滑らかな口当たりで、芯は白濁。
ずるっと啜れば、もっちりな歯触り。
量は300gに欠けるほどか。
つけ汁は鶏+乾物魚介がベースの塩。
塩は尖りはないものの、鹹さはなかなかのもの。
鶏も魚介も主張はし過ぎず、塩の味を
上手く引き立てている。
中にはチャーシューとメンマ。
チャーシューは花札大のバラ肉が二枚。
取り立てて感慨はなし。
メンマは薄色、薄味で軟らか。
量も多い。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
安定の味と言って良いか。
汁モノのバリエーションがそこそこあるようなので、
気温と相談しながら食べに来るかな。