RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺処 きてら@半蔵門 2019年8月27日(火)

【1番出口】から【永田町】方面に100mほど
直進した右側。


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店内は厨房に向いたストレート五席と
壁に向いた八席のカウンター。

11:50の入店で先客は五。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。


券売機は入り口左手。

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食したのは、「夏季限定」「おすすめ」と書かれている
冷製鯛らーめん(麺300g)。
値段は1,000円。


食券を渡してから5分ほどで
先につけ汁と梅の乗った小皿が、30秒ほど後に
麺が供される。

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ちょっと変わった盛り付けだな。


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麺は中、やや細、平、ストレート。
エッヂが立ち鋭角な舌触り。

表面は滑らかでつるっと啜れ
しこしこした噛み応え。

きんきんに冷えているので歯に沁みるほど。

質の良い稲庭饂飩を食べているかのよう。

量は確かに300g。


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つけ汁は和風醤油。

表面にはたっぷりの小口切の葱と背脂。
その下には濃い琥珀色。

一口含むと酢橘の酸味が舌を刺激する。

遅れて醤油の鹹味。
尖りはなく、深みがあって複層的な旨味。
良い醤油を使用と思われ。

一方で鯛の味は微かにしか感じられない。


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中には鯛の解し身。これはしっかりした旨さで美味しい。


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チャーシューは子供の掌大、
薄めのバラ巻が三枚。

冷たいつけ汁に入れると若干脂がしつこくはなるものの
良くできている。


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青菜も一片添えられている。
しゃくしゃくした噛み応え。


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和歌山とあるからには、
梅は南高梅だろうか。

酸味控えめで、味が良く練れている。

半分はそのまま、残りはつけ汁に投入も
上手く解せず、あまり味変にはならなかった。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


鯛とは銘打たれているものの
鯛感は希薄。

じゃあこの値付けの背景は?とも思ったり。