RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

水炊き 駿@新橋 2017年2月1日(水)

夜は鶏料理を供する居酒屋さんが
昼時に出すラーメン。

『纏』の行列を左手に見ながら
更に10mほど先の右側。

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11:29の到着と同時に
店頭の札が「OPEN」に返される。

店内はストレート四席のカウンターに
四脚・三脚・二脚の椅子がセットされたテーブルが
各一づつ。

先客ゼロで、その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


入った時に
「奥の席からお座り下さい」と
出迎えてくれたお姉さんは、直ぐに外に出て行ってしまい、
ぽつ~~んと自分独り取り残されてしまう。

一体どうすれば・・・・。

と、奥の厨房に人の気配を感じたので
「すいませ~ん」と声を掛ければ。

髯の男性が顔を出す。
やれやれ、これで発注できそう。

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オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。

会計は食後に入り口脇のレジで。


食したのは、
水炊きらーめん+麺の大盛。
値段は850+100で950円。


八分ほどで
丸みを帯びた平たい丼が
カウンター越しに渡される。

並盛は切り立った丼で供されるようなので、
大盛りに特有の仕様なのね。


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野菜が随分と多い印象。


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横から見れば、まるっと盛り上がっている。

ほぼほぼキャベツ。芯の部分があるのはご愛嬌。
逆にモヤシと葱の方がちょっぴりなのは珍しい。


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麺はやや細、ストレート。

茹で方の加減か、それとも麺自体の特性なのか
かなりユニークな食感で、
ぽくぽくとつるつるを兼ね合わせた様な。

そして噛んだ後は、ちょっとだけ
歯に纏わり付く。

このスープには合っているかも。

量は200gあるかないか、ぎりぎりのところ。


スープは鶏。

表面には黄色い脂がたっぷり染み出し
底には細かい粒子が残ることから
骨付きの肉をじっくり炊いたものと想定され、
緩やかな粘度がある割にはしつこさは無く
それでいて上品な鶏の旨味はしっかりする。

カエシ等はほぼほぼ添加されていないようで
最後まで気持ち良く完飲。

でも量がとっても多くて、
お腹がちょっとたぷたぷになった。


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それ以外の具材は、鶏肉、玉子。

鶏肉は赤ちゃんの握り拳大
皮も付いた塊りが四個ほど。
さくっとした噛み応え。

玉子半分は黄身がとろり流れ出す。
濃厚な美味しさ。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


あまりラーメン屋さんぽくない一杯。
鶏鍋の〆を装飾して仕立てた様な。
元々、それが眼目なのかもしれないけど。