RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

日本酒原価酒蔵 新橋本店@新橋:居酒屋

今日は普段よりも人数の多い飲み会。

幹事を任された人間のセレクションは
こういった日本酒が呑める店に偏りがち。

勿論、どんな選択でも
料理が美味くて安い→酒が安い→会話が楽しいの順に大事なわけで
最後の項目は人為的に読めないけれども、先の二つは
ある程度コントロール可能だよね。


標題店は駅至近。
ただけして広くはないスペース。

店の人はコースを強く勧める。
その方が、料理が滞り無く来ます、と言うのがその理由。

頷けることだし、呑み放題も付いて

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この価格なら、好いんじゃないでしょうか。


先ずはビールで乾杯する。
プレモル 香るエール〕も含まれているのは立派。
駆け付け四杯をビールで。


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南高梅のハチミツ漬け》

ピンポン玉ほどもある梅は
酸味と甘みが良い塩梅に同居している。

肉厚で食べる部分もたっぷり。


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《酒蔵のサラダ》

豆腐は絹ごし。表面滑らかなのに
口当たりはしっかりしている。

たっぷりの海苔、若布、レタスも時節柄
量が多いのは嬉しい。

さっぱりした醤油系のドレッシングで。


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《鶏の生ハム》

掛っているのは唐墨かな。

鶏と山葵はさっぱり。
唐墨はこっくりした旨味を付加する。

これも上々。


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《お造り四点盛り合せ》

四点どころか六点が盛り合さっている。

何れも大振りに切られたっぷりした口当たり。

仕事もちゃんと施され、これは日本酒にぴったりだ。


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《鶏の山椒焼き》

メニューでは《豚バラの吟醸焼き》となっているけれど
出て来たのはこちら。

鶏自体はイイんだが、山椒の香りが少々きつめ。
ビールやもっと強い酒に合わせる方が良かったかも。


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イカの塩天ぷら》

《天ぷら》と言うよりも
《フリッター》に近いかな、下味も付いているし。

量も多いし、衣のサクサク感も上等。


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真鯛のひつまぶし》

タレに漬かった鯛の切り身が
御飯に乗り、その上には刻み海苔。

タレは意外と薄味だし、
鯛の切り身も厚くて嬉しい。

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卵黄、茗荷、葱、山葵と
薬味も豪勢。


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《きゅうりの浅漬け》

なんの衒いも無く、
浅漬けの胡瓜がスライスされ
綺麗に整列している。

当然、口の中がさっぱりする。


日本酒は、予め小瓶に分けられ、
飲み頃の温度に管理されたモノが供される。

各々の瓶には、タグも掛っている。

そして幾つかの瓶を並べて比べれば
色の違い等も明快に判る。

呑み比べるのも楽しいし。

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本日呑んだのはこの三本。
各瓶は一合だろうから、計三合。

好きにセレクションできるのは良いけど、
呑みすぎないよう注意しないと・・・・。


デザートは

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《バニラアイス》

正調な味。冷たく、甘味も程好く
濃厚で美味しい。


評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。

お腹がいっぱいになった訳ではないけれど
日本酒に比較的合う肴が次々出され、
加えて飲み放題。

これで4,500円は素晴しいと思う。