RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ふるめん@六本木一丁目 2016年10月7日(金)

次の訪問は寒くなってから
などと考えていたのに、
店の前を通った時に、メニューが追加されているのが目に入る。

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これは何を置いても駆け付けるでしょ。


13:30の入店。
店内は一卓のみ空き。

その後、食べ終わって出るまでの来客は四。


食したのは、
つけ麺+麺大盛。
値段は800+100で900円。

どんなものが供されるんだろ、と
うきうきしながら待っていると、
程無く、お酢と粉チーズが目の前に置かれる。

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そして
「チーズは味が強いですから
食べ終わりの方で入れて下さい」って・・・・、
え~っつ、もしかして洋風でしょうか?


食券を渡してから十二分ほどで
麺とつけ汁がカウンター上に置かれる。


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丼は随分と大きいが、底の方には
水切り用の金網が敷かれている。

麺は中、やや細、ストレート、やや捻じれ。
淡い麦色。
ぽくぽくして芯が太い。

それでもつるっと啜れるし、喉越しもなかなかのもの。
噛み応えも良いので、麺を食べている充実感に浸れる。

量は300gほどだろうか。


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スープは和風醤油。

表面には天かすがたっぷり浮かぶ。

葱にしたって複数部位を
異なる切り方で。それ以外の薬味も入り
相変わらず手が込んでいる。

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目に付く物体は油揚げ。
厚みがあり焦げ目が付き、たっぷりと汁を含んでいる。

醤油はかなり鹹い。
オマケにさらさらなのに、ずっしりとした旨味。
しかし不快さは微塵も無い。
深みがあって味が複層的に構成されている。

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中には骰子大の乱角チャーシューがたっぷり入る。

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中途、添えられている薬味を使う。
檸檬は麺に降り掛け、大根颪はそのままつけ汁に投入。

大根颪は硬く絞られ、上には柚子の皮がちょこんと乗っている。

とろろ昆布が花札の半分くらいの大きさの紙状の形成され、
つけ汁に入れるとふわりと広がる。

どちらも綺麗に味を補強する。


それ以外の具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、若布。


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チャーシューは低温調理。
切り落としが数片。


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メンマは穂先。
随分とぶっとい。
濃い味付け。
しかし軟らかく、するっと噛み切れる。


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更に玉子が一個付くなんて素晴しい。
黄身がとろんと流れ出す。


中途、おススメのパルミジャーノを投入して見る。

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濃厚さがいや増すが、やはり乳製品に醤油は合うなと
再認識する。

で、珍しく、これにご飯を投入したくなった。
さぞかし美味しかろう。


評価は、☆5点満点で5.0(☆☆☆☆☆)。


麺量もそこそこあり、なによりも具が豪華。
そして、細かいところに手が入っている。

薬味が多く揃っているので、最後まで
飽きずに頂ける工夫も素晴しい。