RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

元祖 札幌や@外苑前 2016年7月7日(木)

店名やロゴからすると
【溜池】等に在る店と同系列、と言うコトかな。

【3番出口】に出て直ぐ右手に。
神宮球場】に向かうだらだらとした坂を
150mほど行った右手。

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店内はD字型のカウンターが十一席に
二人掛けのテーブルが五卓。

地下にも二十人ほどが入れるスペースがある模様。

12:45の入店で先客は八、
その後食べ終わって出るまでの来客は二。

時節柄、甲子園予選の応援に来た高校生でいっぱいだと困るな、と思ったが
全くの杞憂。ってゆ~か、この収容数なら大抵の時は問題なさそう。


オーダーは入り口左手に在るレジで前払いの食券制。

食したのは、「くせになる」と書かれている
油そば+大もり。
値段は650+100で750円と、激安。

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味は醤油と塩との選択制。


冷たいメニューは他にも《つけ麺》《冷やし中華》とあるんだが
濃厚魚介からも酸味からも離れた味を偏に食べたかった。


六分ほどで大き目の白い丼と
何故だかしらスープの入った小さめの碗がセットされ供される。


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一見して、麺の量が物凄いことが判る。
400g近くあるんじゃないか。
普通盛りで十分だったかも。
その分を、玉子等にふりむけた方が良かったかなぁ。


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麺は中細ストレート。
どう見てもパスタにしか見えない。
特に表面のてかり具合はそう。

つるっとして啜り易く、
芯はややごんわりとした噛み応え。


具材は、チャーシュー、メンマ、海苔、鳴門。


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チャーシューは縁の部分と思われる
かりかりとした食感の乱切りが数片。
濃い味付けで、クリスピーな美味さ。

メンマは薄色で薄味。
軟らかめのしゃくしゃくとした歯応え。

海苔は短冊大が二枚。
香が良い。

鳴門も二切れ。


これを一気に撹拌するけど
量が多いのでなかなか大変。

オマケにタレに色が付いてないので
ホントに混ざってるんだかどうだか・・・・。


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こんな感じかな。

塩ダレに油を混ぜただけの
至極シンプルな味。

麺に比して量が多くないので
そんなに強さを感じない。
尖りも鹹さも無し。

麺そのものの味がストレートに伝わって来てしまう。


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麺を食べ終わった後、スープを注ぎ込もうかとも思ったが、
油が結構底に溜っていたので止めにする。

スープは醤油味の清湯。
葱と若布がたっぷりと入る。
このままでも十分に美味しい。

油そば》の味が醤油だと
スープは塩味になるんだろうか。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


たっぷりの麺でお腹が一杯になった。
装飾を切り捨てたこんな一品も
たまには良いもの、と思った。