RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

博多らーめん 由○@溜池山王 2016年7月6日(水)

前回訪問時には、随分と悲しい思いをした。
店にとってはワンノブゼムかもしれないけど、
客にとっては一期一会だから。

再訪する気になるまで
八年かかったもの。

この間に《つけ麺》は
どうやら通年メニューになった模様。

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店内は緩いL字型八席のカウンター、
四人掛けのテーブルが七卓、
六人掛けが一卓。

12:45の入店で先客は十八、
その後食べ終わって出るまでの来客は十以上。

二階ではあるものの立地が良いせいか
繁盛している。
外人さんの姿も見掛けるし。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口脇のレジで。


で、席に座った途端に
蠱惑的な一品が目に入る。

オマケに「期間限定」と書かれている。

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食したのは、
焼きあご冷やしらーめん+大盛り。
値段は880+100で980円。

六分ほどで小さな盆の上に
あまり大きくない丼が乗せられ供される。


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前面はたっぷりの具で覆われている。


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麺は細ストレート。
表面滑らかでつるんと啜り易く
ぷちんとした噛み応え。

喉越しも心地好く、
おおよそ、トンコツ タイプのようではない。

量は200g強だろうか。


スープは澄んだ琥珀色。
表面には油分の欠片も無い。

さっぱりした口当たりに
しっかりした飛魚の旨味。
コクがあり美味しい。

しかし、冷たいせいだろう、
時として魚の匂いが仄かにする。

そして冷すために入れられた氷が
スープの旨味を薄めてしまっている。

本来なら、出汁を凍らしたキューブを入れるべきだろう。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、小松菜、鳴門、分葱。


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チャーシューは鶏が二枚。

短冊大を半分に切ったほどの幅。
ちょっと小さいかも。


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メンマは薄色で薄味。
大きさも不揃い。
大きいものは極太の拍子木状。

しかし何れもが繊維がごりごりと歯に当たり、
筋っぽい沢庵を食べている様で
あまり宜しくない。


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玉子半分の茹で加減は上々。
口当たりはもふもふしている。


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小松菜は茎多し。

海苔は短冊大が一枚。


評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。


コンセプトは素晴らしいのに、
各々のパーツを見た時にちぐはぐな一品。
特に具材類は再考の要ありかと。