先月オープンの新店は
過去『ハネウマ』→『琳久』→二~三軒と入れ替わった場所。
直近ではあまりに頻繁過ぎてフォローが追い付かず。
でも標題店は、あの『和渦@北品川』のニ号店、
かなり期待値も高い。
店内は厨房に向いたストレート十一席のカウンター。
11:50の入店で先客は八。
その後は続々の来客で満席が維持される。
券売機は入り口左手。
食したのは、
醤油ラーメン+大盛り。
値段は850+100で950円。
壁面に貼られた蘊蓄を見ながら
7分ほどで昔ながらの意匠に満ちた一杯が置かれる。
鳴門が の の字に置かれてないのはちょっと残念。
チャーシューはトランプ大、薄めのロース肉が三枚。
軟らかく味付けも良好。
メンマはしゃくしゃくとした歯応え。
ホウレン草は軟目に茹でられた一掴み。
特徴的なのは麺。
極太、軽く捻じれ。
外見はまんま饂飩。
表面も今にもちぎれそう。
もちもちとした噛み応え。
その後は口の中でさらさらと解ける。
量は200gちょっとか。
店頭の看板には
「純手打ち」とあるけれど、
同じ標榜の『だるま@中野富士見町』よりも
『七彩@八丁堀』に近い印象。
スープは醤油。
動物系をベースに乾物系の魚介の味。
ただ貝の旨味はさほど強烈ではなく、
底に軽く潜む程度。
表面に張られた油が随分と厚めで、
冷めない機能としては好いけれど
香りが上がって来ないし
なによりも味が支配的になってしまう。
唇の周りもペタペタになるし。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
麺は上々も、スープの供し方は疑問。
《いりこ》の方は、また違うんだろうか。