RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

MENクライ@大門 2021年3月26日(金)

先月オープンの新店は
過去『ハネウマ』→『琳久』→二~三軒と入れ替わった場所。
直近ではあまりに頻繁過ぎてフォローが追い付かず。

でも標題店は、あの『和渦@北品川』のニ号店、
かなり期待値も高い。

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店内は厨房に向いたストレート十一席のカウンター。

11:50の入店で先客は八。
その後は続々の来客で満席が維持される。


券売機は入り口左手。

食したのは、
醤油ラーメン+大盛り。
値段は850+100で950円。

壁面に貼られた蘊蓄を見ながら

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7分ほどで昔ながらの意匠に満ちた一杯が置かれる。

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鳴門が の の字に置かれてないのはちょっと残念。


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チャーシューはトランプ大、薄めのロース肉が三枚。
軟らかく味付けも良好。


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メンマはしゃくしゃくとした歯応え。


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ホウレン草は軟目に茹でられた一掴み。


特徴的なのは麺。

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極太、軽く捻じれ。
外見はまんま饂飩。

表面も今にもちぎれそう。

もちもちとした噛み応え。
その後は口の中でさらさらと解ける。

量は200gちょっとか。


店頭の看板には

f:id:jyn1:20210327084234j:plain「純手打ち」とあるけれど、

同じ標榜の『だるま@中野富士見町』よりも
『七彩@八丁堀』に近い印象。


スープは醤油。
動物系をベースに乾物系の魚介の味。

ただ貝の旨味はさほど強烈ではなく、
底に軽く潜む程度。

表面に張られた油が随分と厚めで、
冷めない機能としては好いけれど
香りが上がって来ないし
なによりも味が支配的になってしまう。
唇の周りもペタペタになるし。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


麺は上々も、スープの供し方は疑問。

《いりこ》の方は、また違うんだろうか。