電話しても繋がらなかったり、
満員だったりして、漸くの訪問。
満員だったりして、漸くの訪問。
店内は厨房に向いた九席ほどのカウンターに
二人掛けのテーブルが数卓。
二人掛けのテーブルが数卓。
19時の我々の入店時には半分ほどの入りだったのが
程無く満員に。
程無く満員に。
二回転する席もあり、大層な繁盛。
予約や問い合わせの電話も頻繁に入り、
これを若夫婦二人で回しているんだから
ある意味凄い。
これを若夫婦二人で回しているんだから
ある意味凄い。
それでも、料理はテンポ良く供され、
サーブも上々。
厨房内のシェフとの会話も楽しく
気分よく頂けた。
サーブも上々。
厨房内のシェフとの会話も楽しく
気分よく頂けた。
《鴨のサラダ》
野菜たっぷり。ドレッシングはやや酸味が強いけど
味の濃い野菜には合っている。
味の濃い野菜には合っている。
鴨がイイ。軟らかい味。
こんな仕上がりのものは、食べたことがなかった。
こんな仕上がりのものは、食べたことがなかった。
《シャルキュトリー盛り合せ》
計五種ほどが盛られている。
何れも量が多い。
何れも量が多い。
わけてもパテが素晴らしい。
レバーのような濃厚さのあと、すっと蕩け、
ごろんとした食感の肉が残り旨味が広がる。
レバーのような濃厚さのあと、すっと蕩け、
ごろんとした食感の肉が残り旨味が広がる。
脂肪分の多いハムはバゲットに乗せて食す。
パンは別料金。
もっちりして、ふかふかで、
身がみっしり詰まって。
身がみっしり詰まって。
そのままは勿論だけど、ソースを拭っても
十分に美味しい。
十分に美味しい。
あまりに上出来だったのでお替りをする。
すんません。なんだが、いやしくて。
《白子のソテー》
旬の一品だが、あまりにも事前予想を裏切るビジュアル。
どう見ても、ソースとマヨネーズの掛った
たこ焼きにしか見えない。
どう見ても、ソースとマヨネーズの掛った
たこ焼きにしか見えない。
粉をふってさっとソテーし、
アヒージョっぽく調理されているのを想定するでしょ、フツー。
アヒージョっぽく調理されているのを想定するでしょ、フツー。
白子はかなり大きく、子供の握り拳大はある。
一口では食べ切れず、二つに割って、熱々を恐る恐る口の中へ、ね。
一口では食べ切れず、二つに割って、熱々を恐る恐る口の中へ、ね。
《サーモンのソテー》
これも大きく切られている。
身はほっこり。
身はほっこり。
複数種の野菜が盛られ、ソースは酸味が効いている。
それでも、サーモンと合わせると、
全然酸っぱさが立たない。
全然酸っぱさが立たない。
《青海苔のパスタ》
なんとユニークな取り合わせ。
ベーコンも入り、肉類の味も加味され、
それでも最多の素材故か、和がふんぷんと香る。
それでも最多の素材故か、和がふんぷんと香る。
パスタの茹で加減も絶妙。
余裕があればデザートを、と
考えていたが、これでお腹は一杯に。
考えていたが、これでお腹は一杯に。
ワインは《ココファーム 農民ドライ2014》。
当該店では最後の一本だそう。
当該店では最後の一本だそう。
香りは勿論良い。
すっきりした酸味で爽やかな口当たり。
すっきりした酸味で爽やかな口当たり。
値段は市価の倍ほど。
そして、呑みっぷりが良かったせいだろうか、
巨峰のワインを一杯ふるまって呉れる。
巨峰のワインを一杯ふるまって呉れる。
甘い香りに、とろんとし、濃厚な口当たり。
これだけの飲み食いで、
お代は1.4万円。
お代は1.4万円。
正直、もっと行くかと思っていたので、
拍子抜けするほどの良心価格。
拍子抜けするほどの良心価格。
評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆☆★。
尚、此処に記載した名称は
お酒以外は
勿論、正式なものではありません。
お酒以外は
勿論、正式なものではありません。