RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

BISTRO Lapin D'or(ラパンドール)@青物横丁:フレンチ

【平野屋】手前の【旧東海道】を【新馬場】方面へ。
両駅の丁度中間あたりだろうか。

 

店内は四人掛けのテーブルが四卓。

 

前日にネットで予約を入れ19時の店着も、
ほどなく満員に。

 

20時前に席を立つ客もおり、
これなら二回転する場合あるかも。

 

料理に紙製のメニューは無く
黒板に書かれたそれを見ながらオーダー。

 

黒板は二つあり、
一つは定番、もう一つが季節や仕入れによって変わるよう。

 

先ずはビールで喉を潤し、
デザートを除く全てを最初にオーダーする。



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《パン》

 

別途200円がチャージされるが
量もたっぷりで、サーブされた時点では湯気も上がっている。

 

皮のぱりぱりさ加減が絶妙の好み。



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《前菜3種盛り合わせ》

 

鴨のテリーヌ、田舎風パテ、鴨のリエット
何れも、素朴な味わい。
リエットも含め、全体的に硬めの仕上がり。

 

ピクルスが別添なのはトクした気分。
やや酸味が強めかな。



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《自家製オイルサーディンとトマトのサラダ》

 

随分と大きな身が四切れ。
やや魚の匂いを感じるが、不快さはない。

 

下にはじゃが芋が敷かれ、これと一緒に口に運べば
アンチョビー・ポテトを食べてるみたい。勿論、
そんなに塩辛くはないけど。



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真鯛のぱりぱり焼き》

 

一見、どうだろう、と思ったけど、
確かに皮目はぱりぱり、そして
身はほっこり。

 

魚の出汁をベースにしたソースも
軟らかく優しい。



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《フランス産鴨(マグレ)のロティ》

 

無造作にごろんと置かれているけど
気が置けなさそうな盛り付けで却って好ましい。

 

鴨、美味しい。火入れも上々。
なので肉の旨味と歯応えを存分に味わえる。
ソースも濃すぎず、巧く引き立て役に回っている。

 

付け合せの野菜もたっぷり。
これも焼き加減が素晴らしい。



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《チーズ》

 

ワインが少し残ったので、何枚かを切って貰う。
ゴーダー系と白カビ系。
追加オーダーしたパンと合わせれば
ワインにあうあう。



ここでデザート。

 

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《チョコレートケーキ》

 

硬めの出来上がりも、
口の中でゆるゆると溶け、
チョコレートの甘みと苦味がいい感じ。
添えられたフランボワーズのソースもぴったりだし。



ワインは
《ロジャーグラート ブリュット ロゼ  4,100円 》
甘い香りに、抑え目の泡。しっかりした口当たり。
市価の倍ちょっとだろうか。



お代は合わせて1.5万円。

 

評価はビストロ基準の☆五点満点で☆☆☆★。



ワインがお好きなようですね、と
食後酒として、小さなグラスでふるまって呉れた一杯。

 

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《Marc de Pic 1er Chablis》

 

度数は40°。くいっと呑み干せば、
胃の辺りがぽかぽかと暖かくなる。