「食べログ」での評価は高くはないけれど
個人的には気に入っている一店。
メニューは限定的も
オーダーやサーブがスムースなのは何よりで
オマケに値付けも手頃だし。
前日にNetで席のみを予約。
あっさり通ったけど、当日の混雑はなかなかのもの。
自分達がいる間に二回転する席もありで
店員さんは凄い勢いで立ち居振る舞い。
それでも先に挙げたように、
こちら側のストレスが溜まることはないんだから。
《炙りベーコンのシーザーサラダ》
ベーコンがカリカリで。
家で作ろうにも炒める時間が勿体なくて
なかなかここまでは振り切れず。
野菜もぱりぱりとイイ感じで。
《窯焼きオムレツ》
これが想定外の旨さ。
表面にはたっぷりチーズ。
加えて玉子の焼き上がりがふうわりとまた善し。
軽い塩味の具合もまた上々で。
《アスパラの窯焼き》
これも美味しいなぁ。
熱が万遍なく通り、
ほくほくと軟らか。
掛かっているのはトリュフオイルたっぷりのソース。
ちょっと過剰にオイルが利いている感はあるものの。
《プロシュートコット》
次の一皿を待つまでの間に
さくっとつまめそうな一品を。
しっかりした口当たりで
逆に口の中がすっきりする。
《鶏もも肉のソテー》
ここいらでしっかりした肉料理を。
下にはたっぷりのフライドポテトが敷き詰められ、
これが鶏皮からの脂を吸って更にうまうま。
鶏もねぇ、肉質がみしっと詰まり
歯がすっと通り素の味だけでも十分に美味しい。
ピザは《ロマーナ》。
Sサイズでもかなりの大きさ。
一見シンプルに見えて
トマト、チェリートマト、オレガノ、アンチョビ、ニンニク、
ケッパー、バジル、モッツァレラと複数の素材による味の組み立ても複層的で
飽きないし。
デザートは《カタラーナ》。しかもアイスで冷え冷え。
表面はカリカリ。抵抗を持ちながらフォークを通し
切り分け口に入れれば、すっと溶けて後には心地好い甘み。
これで画竜点睛ね。
ワインはPBブランドの〔ガロフォリ セッラ デル コンテ〕をボトルで。
際立った特徴はないものの、辛さも香りも中庸で
食事の邪魔にならない一本。
お代は〆て1.1万円。
評価は「ちょっと高い居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆は変わらず。