でも土日はお休みのようで、何時もシャッターが降りている。
これを気にするな、っつ~方がムリでしょ。
これを気にするな、っつ~方がムリでしょ。

店内は二人掛けのテーブルが四卓、四人掛けが一卓。
11:40の入店で先客は一、
その後食べ終わって出るまでの来客は二。
11:40の入店で先客は一、
その後食べ終わって出るまでの来客は二。
オーダーは各テーブルに置かれたメニューを見ながら直接。


会計は渡された伝票を持ち、
食後に厨房前で。
食後に厨房前で。
食したのは、
もりそば(太麺・醤油)大盛。
値段は820円。
もりそば(太麺・醤油)大盛。
値段は820円。
麺の太さで
《つけそば》と分別されているのは面白い。
《つけそば》と分別されているのは面白い。
七分ほどで塗りの盆の上に置かれたつけ汁が最初に供され、
更に二分ほど経ってから麺の丼が置かれる。
更に二分ほど経ってから麺の丼が置かれる。


麺は中、やや細、ストレート、僅かに捻じれ。
パスタを思わせる外観。
パスタを思わせる外観。
表面はつるっつるで啜り易く、
喉越しも良好。
喉越しも良好。
そして、その太さの割には
もっちりとした噛み応えもあり、
良い感じの充足感。
もっちりとした噛み応えもあり、
良い感じの充足感。
量は300gにちょっと欠けるくらいだろうか。
頭頂部には刻み海苔。
底には水切り用の笊も仕込まれている。

つけ汁は動物系+魚介系。
ホウレン草が浮遊しているのは珍しい。
一方、葱は申し訳程度にしか見当たらない。
一方、葱は申し訳程度にしか見当たらない。
乾物の粒子のざらつきはあるが
喉に引っ掛かるほどではない。
粘度は低め、さらりとしている。
喉に引っ掛かるほどではない。
粘度は低め、さらりとしている。
素材由来と思われる、仄かな甘みと酸味。
両者のバランスは取れ、見た目よりは上品に仕上がっている。
両者のバランスは取れ、見た目よりは上品に仕上がっている。
具材は、チャーシュー、メンマ。

チャーシューは大人の掌大、五mm厚が一枚。
つけ汁の中に入れると、ほろほろと崩れてしまう。
つけ汁の中に入れると、ほろほろと崩れてしまう。

メンマは濃い色と味付き。
軟らかく煮上がっている。
軟らかく煮上がっている。
食べ終わる頃を見計らい、
「スープ割りできますよ」と声が掛かる。
「スープ割りできますよ」と声が掛かる。
折角だから、頂こうか。

ほお、良い出汁が出ている。
これなら汁モノも美味しいだろうな。
これなら汁モノも美味しいだろうな。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
厨房内に一人、お運びに一人、
何れもかなり高齢のお婆さんが、
若い店主をフォローしている。
何れもかなり高齢のお婆さんが、
若い店主をフォローしている。
彼女等の存在そのものが、人間国宝級の有り難さに見えて来る。

置かれた盆を見ると、ほら、
こんな気遣いだってあるんだから。
こんな気遣いだってあるんだから。