山形肉そば 桃山＠六本木一丁目 2015年6月26日（金）

【１番出口】に出てだらだらと坂を登り
【外苑東通り】の一本手前の路を
【六本木】方面に右折する。

店内は九席のカウンターに二人掛けのテーブルが七卓。
１３：１０の入店で先客は十、
その後食べ終わって出るまでの来客も十以上で
とっても繁盛している。

券売機は入り口右手でタッチパネル式。

食したのは、
中華ラーメン（冷）+そば各種大盛。
値段は500+150で６５０円。

大盛+150円は強気の設定だけど、
基本のメニュー類が全て500円均一は、
場所を勘案すると、信じられない値付け。

いったい、どんな商品が出て来るんだろうかと、
ややの不安を抱えつつ、

予め出されている揚げ蕎麦をぽりぽりしながら
神妙に待つ。

七分ほどで、
黒塗りの盆の上に丼が乗せられ供されたが、
この器が随分と大きい。

スープは透明度が高い淡い琥珀色。
一口啜ると、きんきんには冷えておらず、どちらかと言えば
ぬるく感じる部類。
時として油がぺったりと纏わり付くが、
温度が低いのだからこれは仕方無い。

鶏ガラ醤油の軟らかい旨味。

たっぷりと盛られた葱も良い感じだ。

そして、とっても量が多いんだこれが。
珍しく、全部飲み干せなかった。

麺は中やや平縮れ。
つるっとして、喉越しも良好。

むにゅっとした噛み応えもあり、
すきな部類。

ちょっと粉っぽさを感じる箇所もあるけれど、
許容範囲。

量も茹で前で200ｇちょっとはあるんじゃないか。
かなり食べでがある。

具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔。

チャーシューは鶏。
細く切られたものが数片。
盛り方に工夫があり、
みすぼらしい感じが全然しない。

臭みも無く軟らかい。

メンマも薄色・薄味で軟らかい。
胡麻油の味もする。

玉子は半分で、やや硬めの茹で加減。

海苔は１０cm四方が一枚。

評価は、☆５点満点で４．０（☆☆☆☆）。

食べ終わって繁盛の理由が良く判る。
大使館だけはやたら在るのに、
手頃な価格で旨いモノを食べさせる店が少ないこの地域では
得難い一軒。

客層にしたって、女子が独りで来て食べているのが
そこそこ見受けられたし。

《つけ麺》も《蕎麦》も旨そうだったし、今後も
頑張って営業を続けて頂きたい。