RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 純風@門前仲町 2015年6月19日(金)

東京は朝から梅雨らしい天候。
でもこれくらいの小雨なら、ちょっとの歩きなら
全然問題ない。


標題店は『こうかいぼう』より二軒
駅寄り。

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『こうかいぼう』の軒下には
待ちの並びができていた。


店内は厨房に向いたL字型十席のカウンター、
丸・角の夫々四人が向かえるテーブルが小上がりに三卓。

13:40の入店で先客はゼロ、
その後食べ終わって出るまでの来客は二。

券売機は入り口右手。


食したのは、
塩つけ麺。
値段は800円。

味玉(+100円)をどうしようか迷ったんだが
券売機の上の写真を見ると半玉がデフォで付く様子。

特盛(+100円)のボタンはあるのに
大盛はないなぁ、と思いながら食券を渡すと、
「大盛無料ですが」と嬉しい声掛け。

夜の予定も控えていたので
どうしようか迷っていたんだが、
こ~ゆ~ふうに囁かれると
パブロフの犬のように
こくこくと頷いてしまう自分は、結構ダメ人間かも。

重ねて「小ライスも如何ですか」と
問われるが、さすがに遠慮する。

席に座って周りを見ると、
「大盛・小ライスのお残しは100円徴取」の貼り紙があった。


五分ほどで麺とつけ汁が供された。

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全面が具で覆われ、麺は隙間から見える程度。
これは嬉しいかも。


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麺は幅広の平、縮れ。
茶色い粒子が散在する全粒粉。

ぴろぴろとし、ひもかわのようでも
きし麺のようでもある。

一本が長めなので、一息で啜り込むには
やや難渋する。

表面は滑らか、喉越しは良好。

芯には、ややむちっとする噛み応え。

量は300gにちょっと欠けるくらいだろうか。
全体的に満足度は高い。


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つけ汁は塩。
透明感は低く、粘度も低め。さらさらしている。
表面には切り方が異なる葱がたっぷりと散らされている。

時として酸味を、時として鹹さを、時として出汁の旨味を
バラバラに感じ、一体感には少々欠ける。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、野菜、海苔。


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チャーシューは大人の手の大きさ。
薄めのものが一枚。
噛み応えもあり、豚らしい旨味がする。


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メンマは薄色で薄味。
軟らかい。


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玉子は半分だけど、黄身は蕩け
軟らかな味が染みている。


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野菜の下にはトランプ大の海苔が一枚敷かれ
モヤシとカイワレがたっぷり乗る。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


非常にコスパの高い一品。
で、あるだけに、つけ汁のアンバランスさが惜しい。

それとも
醤油780円や、魚辛/辛/みそ850円だと
印象が違ったんだろうか。