RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

華麗麺処 古都はピアノマン@渋谷 2015年3月14日(土)

道玄坂】から【百軒店】に入って直ぐの左手。
ちょっと先には『喜楽』があり、
行列の最後尾が、此処からも見える。

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店内は壁に向いた五席と二席のカウンターに
四人掛けのテーブルが一卓。

12:16の入店で先客は三、
その後食べ終わって出るまでの来客は一。

券売機は入り口右手奥。

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移転前はカレーが主体の《つけめん》と《ラーメン》の店と記憶していたが
随分とメニューが増えている。
これは迷うなぁ。


食したのは、
肉まぜ麺+半熟玉子。
値段は750+100で850円。

店員さんに食券を渡すと
「当店は初めてですか」と問われ、ナニゴトかと思えば
「まぜ麺には玉子とじが入っているので、半熟玉子はかぶりますが」と
丁寧なご案内。

へぇ~、そうなんだ。
でも、それは別腹
じゃなかった、別物なので、まんまでお願いする。

重ねて「ライス、麺大盛りが無料ですが」とのご提案には
きっちりと頷き、大盛りをお願いする。


十分少々待ち、丼と
味が物足りない時用の追加のタレが
醤油注しの中に入って供される。


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おお。店頭の写真通りの見た目だ。
これは珍しいかも。

先ず目が行ったのは
千切りにされたたっぷりのローストポーク
普通盛りがこれなら、肉増しにした時には
いったいど~なるんだろ。

それ以外には、カイワレ・鳴門・揚げ玉・刻み海苔。

そして件の玉子とじは、かき回すと現れて来る。

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で、結果的には、これが絶品。

カツ丼をとじた時の火加減としては
少々入り過ぎだけど、この麺と出汁にはぴったり合っている。

適度に水分と旨味を吸い、しかもふわりとして麺に纏わり付く。
出色の出来。

では、よ~く混ぜようか。


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麺は中、やや細、僅かに捻じれ。
量は確かに300gはあり、お腹が膨れる。

その細さ故か、少々絡み易い。
なので、はむはむ、といった感じで口の中に手繰り込む。

それにしても、思いの外もっちりとしている。
軟らかめだが、結構好き。


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トッピングの玉子は薄い色付き。
味の沁みも薄目で、だが黄身はとろりんと流れ出す。


そして、タレは和風。

それ程の煮干し感はない魚介系と
尖りのない醤油の旨味が、良い塩梅にまざり合う。
こういった味は初めて経験するかも。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


カレーじゃなかったけど、かなり満足した。
接客も丁寧で、もっと繁盛して良い店だと思う。