RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン二郎@新宿小滝橋通り店 2015年2月24日(火)

行列が無く、ライトな『二郎』といえば
標題店もそうだろう。

何時前を通っても、人が外にはみ出しているのを
見たことがない。

場所は【小滝橋通り】を【大久保】方面に向かった右側。
隣には『味噌屋八郎商店』が並んでいる。

イメージ 1


店内は端が撥ねたようなコの字型のカウンターが十一席。
奥には四人掛けと二人掛けのテーブルが各一卓。
11:25の入店で先客は四、
その後食べ終わって出るまでの来客は六で
なんだかんだ言って繁盛している。

券売機は入り口右手。


食したのは、
ぶた入りラーメン。
値段は900円。

カウンター越しに食券を渡すと
「ヤサイニンニクセアブラ」と呪文を投げかけられる。

一瞬「?」と戸惑うが、ああ、この店は事前申告制なのねと
すぐさま理解し、「野菜マシで」とお願いする。

ただ、後でカウンター前に貼られている書付を見ると、
量の表示は「多め-少なめ」更には「醤油」の調整にも応じ
「ニンニクはもともと入っていません」とも。


十分ほどで丼が卓上に置かれた。


イメージ 2


イメージ 3


結構な分量の野菜が盛り上がっている。
そんなに量が無いと聞いていたが、いやいや
たっぷりだと思う。

ただ内訳は99%がモヤシで、キャベツは
申し訳なさそうに見え隠れする程度。


イメージ 4


麺は中太ストレート。
かなりくったりとし、軟らかめの茹で加減。

むっと歯も通り、しかしそこそこの太さなので
それなりの格闘感はある。

はぐはぐと運び咀嚼すれば
口の中が麦の旨味で満たされる。

量は200gくらいだろうか。


イメージ 5


スープは豚骨醤油。
表面に脂肪の白い粒子が浮かぶ。

所謂、『二郎』らしい、醤油の尖った鹹さは皆無で、
かなり穏やかな味わい。

その分、くいくいと飲めてしまうので、
何れにしろ、塩分とカロリーの摂り過ぎには
注意が必要だがな。


イメージ 6


豚は大人の掌大、ややの厚みアリが5~6枚。
脂肪は少なめ、で、かなりぱさぱさしており
スープに漬してもしっとりとはならない。

その分、豚らしい歯応えと旨味はあるんだけど。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

「蒲田」店とはまた違った軽さで
これくらいの歳になると、このような方向性の味が
より好ましく思えてしまう。