RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

あぶりゃんせ 百干@田端:居酒屋

【アトレヴィ田端】の中に在る『ニユートーキヨー』系列のお店

呑み場所として指定され、なんでこんな遠い場所
しかも駅ビルの中だなんて、と思っていたら、
吃驚の美味さと安さ、極めて高C/Pだった。


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《ポテトサラダ》

やはりこれは頼まないと。
芋はごろりとした大きさ。
胡瓜や人参も入り、王道な仕様。


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《ふろふき大根》

うわ~、予想を裏切るビジュアル。
薄味の出汁が張られ、煮込まれた大根の上には肉味噌。
これがピリ辛で乙な味。
青葱や柚子も乗せられ、小技も利いている。


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《モツ煮込み》

やや小さめの碗にたっぷりの汁。
野菜類に葱も盛られ、モツはそんなに多くはないけど、
軟らかく臭み無し。


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《コロッケ》

断面を見れば判るけど、マッシュではなく
厚めにスライスされた芋が入っている。
なので、食感が頗るユニーク。
こんな方向性もアリなんだねぇ。

本来ならソースだけど、今日は醤油を掛けて頂いてみる。
悪くない悪くない。


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《厚焼き玉子》

青海苔がたっぷり入り、しっかり巻かれている。
甘味は抑え目。


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《チーズの酒粕漬け》

味噌漬けは自分でも作るし外でも食べるけど
この調理法はお初かも。

ねっとりと発酵した旨味が加わり、
ちょいと掬って食べただけでも
口の中に酒っぽい旨味が広がる。

これ、最高。


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《焼き鮭》

時節柄これでしょ。もう脂の乗りがウマウマ。
皮目はパリパリに焼き上がり、
やっぱり、この皮ぎしの部分が絶品だよね。


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《はんぺん》

うわ、丸い。最初間違ってモッツァレラチーズが来たかと思った。
表面にはきちんと焼き色、でも中はふわふわ。


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《胡瓜の浅漬け》

これも供し方が面白いなぁ。
普通、もっと小さい器に纏めて出すだろうに。

でも、見た目、こっちの方が嬉しくなるけどね。


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深谷葱一本焼き》

何とも豪快なメニューだが、辛味が無いし、
どちらかというと特有の甘さが立つ。
そして甘目の味噌も滑らかでぴったり。
葱自体の舌触りも良好だ。


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《里芋の煮っ転がし》

綺麗に面取りをされ、整然と並んでいる。
味も染み、具合の良い煮加減。


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《鶏唐揚げ》

この店は、ホントに魅せ方が上手。
実際はそんなに多くなくても
こんな具合にうず高く積まれると
なんかトクした気分になっちゃう。

カリッと揚がり、中はジューシー。
下味も上手く付いているし。


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《稲庭饂飩》

〆はやっぱりこれでしょ。
でも本品が今日唯一のがっかり。

表面は滑らかで、きゅっと〆られているは良いのだが、
ちょっと茹ですぎで、らしいコシが無くなってしまっている。

あ~残念。もちょっと早く引き揚げてくれていれば・・・・。


最初はビールから始め、中途から日本酒に替え相当量を呑む。
これ以外も、刺身や栃尾の油揚げなど、二~三品を頼む。

支払は四人合わせて1.9万円と、
これだけ呑み喰いした割には安上がり。


評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。


最初は懐疑的だったけど、始めの一品を食べて
杞憂だったと思い知った。

すいません、変な予断持っちゃって。
やはり店は入って食べないと判らない好例。

早い時間から遅い時間まで老若男女で賑わっているわけだ。