RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

つけ麺 上方屋 五郎ヱ門@新梅田食堂街 2014年9月

大阪に来ている。

昼食は付き合いもあり、
やや当方に意に染まない方向性だったので、
帰京前に、何としても一杯は食べておきたい。

大阪駅南口】目の前の高架下
新梅田食堂街】に数多の飲食店がごちゃっと並ぶ中、
多分標題店は最狭ではないだろうか。

席数は厨房に向かったカウンターが僅かに五。

イメージ 1


当日は16:50と中途半端な時間の訪問。
先客はゼロ。しかしその後、二人連れが二組入店し、
あっと言う間に満席に。

それにしても店内、物凄い熱気。

ドアは開け放たれているんだが、
暖簾をくぐった途端に、もわっとした空気に包まれる。
う~これは辛い。

空調を利かせてはいるようだが、
あまり役には立ってない感じだ。

券売機は店の外側右手。

イメージ 2


《つけめん》類は複数種用意されており、
麺量が増えれば値段も上がる、判り易い構成。


食したのは、
豚骨つけ麺(200g)+煮たまご。
値段は830+100で930円。


イメージ 3


イメージ 4


麺は中ストレート、僅かに捻じれ。
きちっと〆られ、表面は艶々としている。

なので啜り具合も、喉越しも良好。

茹で加減はやや軟らかめ。しかし、つるっとした食感の中に、
最初はもちっと、やがてしっかりとしたコシを感じ
中々良い。

ただ、量は普段であれば全然足りないんだけど
後でもうちょっと別のものを口に入れたかったので、
この時点では腹八分目で十分。


イメージ 5


つけ汁は豚骨。
濃い焦げ茶色。粘度もかなりある。
そして記憶にある香りが立ち上がって来る。

一口啜ると・・・・、家系だ!

家系のスープをぎゅっと濃縮したような強い豚骨の味。
普通であれば、脂等で、甘みや濃厚さを付加する店が多い中、
此処は豚骨だけで真っ向勝負している。
こりゃ~、すげ~。

なので、汁自体も、とっても滑らか。
それでいて、麺への絡みは上々。

しかも、つけ汁の量が多いにも関わらず、最後まで飽きずに飲み干せる。
中に投入されている青菜も、良いアクセントだ。


具材は、チャーシュー、メンマ。

イメージ 6


チャーシューは大きなブロックから切り出された、
大きな骰子大が数個。

味は薄目、茹で加減も硬めながら、しっかりと豚の味がする。


イメージ 7


メンマ濃い色と味。
さくりとした歯応え。
ただ、量が少ないのが残念。


イメージ 8


トッピングの玉子は薄い色付き。
味もあまり沁みてはおらず、茹で加減も
黄身の芯がとろりと流れ出す具合。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

久し振りにシンプルな豚骨の美味しさを堪能した。
しかも、強烈な一杯。
時間を作って来て良かった~。

近所に在ったら、病み付きになると思う。